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純愛で始まり、現実で終わるのが不倫

湘南に暮らす心理カウンセラー 
渡辺サヤです

猛暑が続きますね
久しぶりの更新になってしまいました💦

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さて、本日も『ココロノマルシェ』に寄せられたお悩みにお答えします。
ココロノマルシェとは
作家で、人気カウンセラー根本裕幸先生の弟子カウンセラーたちが回答する、無料お悩み相談掲示板です。
どなたでも無料でお悩み相談できますので、是非ご利用ください。

『別れたほうが良いのは解ってるのに出来ない』
相談者:ロッテさん

5年間不倫をしています。(相手に奥さんがいます)私は今は独身です。自分は、この恋をきっかけに離婚をしました。お互い50代で子供は大きくなり自立しています。

当初から「離婚はしない」と言っていた相手なのに、私はいつかは変わるかもと言う希望を持ってしまいました。と、いうのも
「離婚したら経済的に困る人を捨てられないから」と言うのが相手の離婚しない理由でしたから、夫婦の関係は終わっているのだろうと思っていました。

ですが、努力して夫婦を続けているのが解る出来事がありました。
奥さんが同行したがるとウザイと言いつつ拒まず(拒めば後が大変だからという理由で)私のいる場所にも奥さんを連れてきたりするのです。

私が、傷つくのを知っててソレをするのですから優先順位が奥さんが上だとハッキリ解りました。
一度は不快だったと伝えて「もうしない」と言う事で別れなかったのですが、同じことが2度ありまして、今度こそ別れようと思いましたが
いざ、別れの言葉を想像したただけで涙が出る始末で別れ話が出来ません。

それ以外は(結婚していること)とても良い彼だったし、私にも沢山の愛情を注いでくれました。
別れる時は感謝を伝えて相手を責めないで別れたいです。

5年前に不倫を始めた時から悩みがあると根本先生のブログや本を読み自己肯定感を高めようとしてきたので、その時よりはずっと良くなりましたが、5年経っても自分を大切にしてあげられない私にアドバイスをお願いします。


不倫の恋って純愛だと思うんです。

生活のことを考えて、相手の年収や実家のことなどの現実的なことを考えることもなく、ただ純粋に相手が好きで愛おしい。
 
だからこそ、大人がまるで青春時代に戻ったかのような気持で恋愛が出来て、なかなかそこから抜け出せなくなってしまう・・・というものでもあると思うんですよね。
 
しかし、どんなに望んでも、やっぱり私たちは現実を生きる大人。

好きか嫌いか、という気持ちではなく、最後は責任感や義務感で別れてしまうことが多いのが不倫なのだと思うのです。
 
なので、責任感や義務感、社会的な信用といった現実的な考え方をし始めると、やはり男性の方が離婚しない選択をすることが多いですね。

それに比べて、感受性豊かな女性は、気持ちひとつで現実を変えたいと願う人も多くいると思いますし、それに加えて能力が高い女性の場合、実際に現実を変えることのできる方もいると思います。
 
 男女で本当に捉え方が違うところだと思います。

>「離婚したら経済的に困る人を捨てられないから」と言うのが相手の離婚しない理由でしたから、夫婦の関係は終わっているのだろうと思っていました。

たとえ夫婦仲が冷え切っていて、別れた方がいいんだろうなって思っていても、実際に別れるかどうかは男性としては別という場合も多いと思うんですよ。
ロッテさんのことを真剣に愛していることが離婚の理由にならない場合も多いと感じます。

>優先順位が奥さんが上だとハッキリ解りました。
>それ以外は(結婚していること)とても良い彼だったし、私にも沢山の愛情を注いでくれました。

「一番好きな女が、優先順位で一番にならない」というのが不倫なのだと思うのですよねー
 
お互いに純粋に愛し合っていても、運命の輪に抗えないことも多いです。
切ない・・・ですけどね。

私からロッテさんが少しでも楽になるためのアドバイスするとしたら、
この関係のコントロールを手放すということです。

もうすでに根本師匠の本やブログを読んだりと、沢山ご自分と向き合われてきた5年間だったと思うのですよね。

この自分に向き合い続けた5年間の努力の認めてあげて欲しいと思います。

ご相談文の内容からも、これはどんなに自分に自信があるような自己肯定感が高い女性であっても、苦しい思いを抱えながら様々な葛藤があったのではないかなあ。とか・・・

だからこそ、様々なことを考えた結果、離婚の決断をされたりしたのかなあとか、私は感じました。

>別れる時は感謝を伝えて相手を責めないで別れたいです。

離婚までされていますので当然今まで色々あったし、ネガティブな感情だって当然お持ちのはずなのに、こういう境地に至るということは、

「手は尽くした」「やれることは全てやり切った」という感覚が強い気もするのですよね。
 
だからこそ、手放せる準備が出来ているとも思うのです。

手放しって「よし!手放しするぞ!」という決意して手放す方もいる一方で、少しづつ手放していく、というやり方を選択してもいいと思うのですよね。

特に女性性豊かな方は何かを決断することが苦手な方もいます。

そして、手放しとは愛情を持って手放すので、もう愛するのを止める!ということではなく、遠くから愛する、というやり方に変えていくことが、手放しになると思うんですよ。

一気に手放せるわけではないけれど、距離を置きながら少しづつ・・・って感じでもいいんです。
 
すると、時間が経つにつれて、激しい気持ちが落ち着き、客観的に自分を見つめたり、二人の関係性を俯瞰してみることが出来るようになってきたりします。
同じ出来事に対しても、今までとは違った捉え方が出来るようになったり、
または、彼のことがやっぱり恋しくなったり、そして、連絡したくなっても連絡するのをやめて、自分のことに集中したり、また自分を見つめなおしたり。
 
そんな月日を繰り返すうちに、彼のことや彼との恋愛、そして恋していた自分も全てが過去の存在になっていくのだと思うのです。
 
その過程で、忘れたい気持ちや忘れたくない気持ちで揺れ動くと思うのですが、そんな時には新しい人との出会いや新しく始めたことが自分を助けてくれることもあります。

未来志向に変えていくと、過去の人や出来事に興味関心は薄れていきます。
 
あの頃の自分さえも、もう居ないんだな。
そう思えてくると、もうほとんど手放し出来ている状態なんだと思うのですよね。
もちろんここまでくる過程で辛い時期もあることだと思います。

選ばれなかったことではなく、ちゃんと愛されていたこと、一生懸命愛したこと

その事実を見つめなおし、私と一緒にご自身を労うところから始めてみませんか?
それがロッテさんがご自身を大切にすることに繋がっていくと私は感じました。
しっかりと伴走しますので、公式ラインからご連絡ください。

さばけているようで、愛した人を手放すのは大の苦手な私ですが、しっかりとロッテさんの心の支えになりたいと思います。

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