万能感の手放しをすることで恋愛相手に対するイライラが収まる
湘南に暮らす心理カウンセラー
ニュートラルに美しく生きたい女性のメンタルコーチ
渡辺サヤです。
本日も『ココロノマルシェ』に寄せられたお悩みにお答えします。
ココロノマルシェとは
作家で、人気カウンセラー根本裕幸先生の弟子カウンセラーたちが回答する、無料お悩み相談掲示板です。
どなたでも無料でお悩み相談できますので、是非ご利用ください。
きりさん
ご相談いただきましてありがとうございます。
これは、イライラしますねー
相談文の中の「他の女性たちの中でも私を最優先にしてほしい」という気持ち、私も非常に共感できます。
自分を特別に思ってもらいたいって気持ちは誰もが持ちますよ。
ここは、彼本人に聞いてみないとわからないところではありますがねー。
アプリって出会いも次々とあるし、一つの出会いというか縁を大事にできな
いシステムではありますよね。
だから、セックスさせてくれない → 自分を受け入れてくれていない
そう捉える男性もいると思います。
セックスに関してみれば、男女で価値観が全く違うんですよ。
男性はセックスすると自分を受け入れてくれた女性に安心感を感じます。
「自分を受け入れてくれたという安心感」を得たくて、セックスをこの恋愛のゴールに設定するといってもいいでしょうね。
反対に女性は、セックスはプロセスでありますからね。
そういえば、「愛でセックスを買う男 セックスで愛を買う女」という本もありましたねー。
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話が逸れましたが、アプリだと出会いも次々ありますからね。
自分を受け入れてもらえなかったから、他に探そう!みたいにね。
その結果、複数の異性に声がけして、自分を受け入れてくれそうで、なおかつ、自分が傷つかないような女性をメンイにする男性もいるでしょう。
彼みたいなタイプだと、自分の希望とその時に合う人とお付き合いをしたいってことだと思うので、セックスさせてくれないならば、自分の希望を満たしてくれないから優先順位が下がる。
なんてこともあるのかもしれません。
でも、最初の頃はマメに連絡くれていたってことであれば、彼は第一印象ではきりさんのこと、かなり気に入っていたのではないでしょうか。
最近は出会いもアプリで簡単に手に入りますよね。
何でも簡単に手に入る時代なので、私も含めてですが、今の時代を生きる人たちは「思い通りにならないことへの耐性」があまりないような気がします。
なんでも手に入りやすいので、自分が万能(なんでも手に入れられる、叶えられる)であるかのように思ってしまうんですよね。
この「万能感」とは、私たちは子供の頃に持っているものであり、挫折を経験するにつれて少しづつ手放していくものです。
挫折のたびに、自分はなんでもできる人間ではないってことを理解していくので、コツコツと努力を積み重ねて、地に足がついた生き方が出来るようになっていきます。
これが対人関係だと「我慢強さ」とか「自分を一旦でも抑えて相手に寄り添うという思い遣り」に発揮されると思うのですが、そういったことにどんどん疎くなっている気がします。
まあ、でもこういうときに、彼の気持ちを考えていてもなかなかこちらは癒されないものです。
かえって「アイツはだめだ」と、怒りを煽ってしまいますからね・・・
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ここで一番大切なことは、きりさんが、この彼とどうしたいのか?ということです。
恋愛って正解不正解ではないですし、良い悪いではないですからね。彼のことにしてみても、今見えている短所と見えていない長所があると思います。
距離が遠いとやはり見えづらいところはありますよね。
でも、距離を縮めようと相手をコントロールしようとすることは、はたして得策なのでしょうか?
私たちが望む人生を実現していくうえですごく大切なことは、
「コントロールできないことには執着せず、自分の力でコントロール出来ることに意識と行動を集中すること」だと思います。
「過去と他人は変えられないけれど、自分と未来は変えられる」という言葉がありますよね。
それこそ、「万能感」の手放しです。
「他人を変えることが出来る」という万能感を手放すことです。
彼に振り回されたり傷つけられるうちに、こちらは執着するようになりますが、この執着を切るためにも、今は区別する(境界線を引く)ことを意識したいですね。
「私は私」「彼は彼」
自分の気持ちを客観的に見直したいときは、紙に書き出すことをお勧めします。
私は今どんな気持ちなのか?
何が一番悲しくて、何か一番悔しいと思っているのか?
湧いてくる感情の全てが間違っていないので、そのままその感情を味わってみましょう。
今はきっと自分の気持ちが怒りや悲しさや惨めさ等でごちゃ混ぜになっているから、心がパンパンの状態で苦しいんだと思います。
それを、少しづつ整理して感情を認めて感じてあげることで、結果的に癒されていき、心に余裕が出てきます。
彼との境界線もはっきりしてきて、冷静に今の状態を眺めることが出来るようになります。
一言で言うと、これらは自分軸を取り戻す作業なんですよね。
彼に言動に振り回されている自分から、どうしたいのかを選べる自分に変わっていきましょう。ということです。
自分軸がしっかりとしてくると、自分が自分の人生の創造主であるということが、ものすごく分かってくると思います。
すると、この出来事も全て、自分の自作自演なのだと思うことが出来るようになってきますよね。
私には、「自分の価値をもっと認めてあげなよ。」
「流されないで自分らしく堂々としてなよ」
そんなメッセージがきりさんに投げかけられているような気がするのです。
不思議なほど、自分が確立されてくると自分が本来欲しいものが飛び込んでくることも多いんですよ。
引き寄せって言いますが、自分軸が確立することにより、自分を知れるので、自分にとって本当に合うものや価値あるものがわかりやすくなるのだと思います。
そして、またまた不思議なことに、縁が強い場合、一方が変わると一方も変わらざるを得ない状況になりますから、二人の関係性に変化が出てくる場合だってあります。
本日は、ちょっとスピリチュアルなことを書きましたが、縁なんて本来は自分で操作できないものですからね。
我慢して無理するよりも、サレンダーですよ。
私は度々ブログでも書いておりますが、決断とは、するものではなくされるものだと思っています。
これも、サレンダーですよね!
まずは区別(線引き)して、自分軸を取り戻すことから始められてみてくださいね!
伴走者が欲しくなったら是非!私で良ければお供いたします(^-^)
渡辺サヤ
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