既読スルー、LINEブロックをされて自分を必要以上に責めてしまう~相手に問題がある場合もあるからね・・・
湘南に暮らす心理カウンセラー
渡辺サヤです
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さて、本日も『ココロノマルシェ』に寄せられたお悩みにお答えします。
ココロノマルシェとは
作家で、人気カウンセラー根本裕幸先生の弟子カウンセラーたちが回答する、無料お悩み相談掲示板です。
どなたでも無料でお悩み相談できますので、是非ご利用ください。
ゆあさん
ご相談いただきましてありがとうございます。
恋愛中に連絡を無視されたり、ブロックされたりしたら、そりゃ誰だってショックですし落ち込みますよね。
私も恋愛って本当に苦手です。
だからカウンセリングを受けるようになり、カウンセラーになったのですが、そんな不器用な私がアドバイスさせていただきますね!
相談文から順不同で引用して回答させていただきます。
まあ、そういうのもあるとは思います。
ゆあさんがそう感じること自体は、決して間違ってないですよ。
しかし、もう少し自分軸というところを大事にしてお伝えしていくならば、
「ゆあさんは自分の愛し方が足りなかったり、大切に扱っているとは言えない状態だから、恋愛がうまくいかない」という捉え方が出来そうです。
そのことについて解説していきますね!
恋愛中のLINEの既読スルー、ブロックって受ける側としての印象は相手からの「拒絶」だと思うんですよね。
一方で、無視、既読スルー、ブロックをする側の心理としては、何も反応しない、ことで「今はほっといて欲しい」などといった気持ちの場合だと、「何もしないこと」は怒りの表現の一つと考えられますよね。
ここは男女問わずなのですが、決して幸せな気分の時にするものではありません。
怒りを使って感じたくない感情を抑え、これ以上気分の悪さを感じないようにするための防衛でもあります。
自分の中で感じたくない感情を切り離したいために無反応になるんですよね。これは一般的には女性よりも男性に多く見られると思います。
「どうしよう、こんな感情をこれ以上感じるの嫌だな。仕事も忙しいから仕方がない。とりあえず黙っておこう。」みたいな感じでしょうね。。
この場合、周囲から見ると(無視された側も含めて)相手が逃げてるように感じると思います。
だから怒りを感じますよね。
そして、黙っている方は当然ですが怖がります。
逃げちゃった罪悪感から余計に相手に近づきにくくなります。
なので、回避型男性って結構問題児な女性やメンヘラ女子とくっついている確率って多くないですか?
「自分がいないと!」と罪悪感を払拭できるだけの動機を持てる相手には、逃げなくても良くなるからなんですよね。
だからって、メンヘラ女子になることをおススメしているわけじゃないですよ!
だって、そういうパートナーシップには別の問題がありますからね。
話は逸れましたが・・・
相手に無視、既読スルー、ブロックされたからと言って「嫌われた」とは限らないわけです。
あくまでも、する側の問題である場合も多いんですよ。
ただ、この気持ちがずっと続いて、なんらかしらの恋愛のパターンを作り出してしまっているのならば、自分の感情のスイッチを相手に渡している可能性があるともいえそうです。
そういった状態を「癒着」と表現することが出来ると思います。
癒着とは「自分の感情のスイッチを相手に渡した状態(依存状態)で、自分と相手の感情の境界が分からなくなってしまっている」状態のことを言います。
癒着が起こると、自分の感情と他者の感情の区別がつかなくなることもあるんです。
癒着という表現自体がひょっとしたら大げさかもしれませんが、ここではわかりやすい表現として使わせていただきました。
だから、パートナーが音信不通になるということで、「私は見捨てられた」「私は愛されていなかった」というショックな感情をそのまま続けて持ってしまうことにより、どんどん自分の価値を自分で下げてしまうといったパターンがあるのかもしれません。
最初にショックを受けるのは仕方がないことなんですよ。
誰だってショックですから。
問題はその感情を持ち続けてしまうことにより、恋愛がうまくいかなかった自分に自分で罰を与えるかのように、自分責めをしてしまっていることです。
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癒着についてもう少しわかりやすく説明をしますね。
例えば親子関係での場合、
お母さんが怒っていると子供は不安になりますよね。
すると、子供の感情のスイッチはお母さんになるわけです。
子供は親の顔色次第で自分の気持ちが変化するパターンを持ちます。
この部分だけだったらただの依存なのですが、子供が「お母さんはいつも怒って辛そうだから私がいい子にしなきゃ」と思い始めると、お母さんが辛そうな様子を見るだけで自分も辛くなってしまう、という状態を癒着と言います。
お母さん思いの子だったらみんなそうなんですけどね。
お母さんが辛そうなら子供だってそりゃあ悲しいです。
しかし、ここで問題なのは、「親の感情と自分の感情が=(イコール)になってしまうこと。
そもそも、親子だって別々の人間なのですから、お母さんの感情はお母さん一人の感情なのです。
要するに、他者と自分との感情の線引きが出来ていない状態なのですよね。
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私がここで親子関係の例を出したのは、ひょっとしたら、
ゆあさんも誰かの顔色を伺うような癖を持っていないかなあ?と感じたからです。
「お母さんに愛されていなかった」という表現は今だからしていることで、小さい頃のゆあさんはお母さんに愛してもらいたくて、笑顔を向けてもらいたくて、不安を感じて自分を装うような・・・そんな状態が長く続いたのでは?と私は感じましたが、いかがでしょうか?
この時の感情に向き合ってみたら、愛されていなかったという思い込みが小さくなり、現在お持ちのパターンを変えられるかもしれませんよ。
顔色を伺ってしまうような癖をお持ちの場合には、自分軸をもっとしっかりと持つことにより、のびのびとした恋愛が出来るようになれば、「楽しさ」で相手を惹きつけられたり、魅力的に見えることも多いです。
私も完全な母とは程遠いですが、2児の母です。
完全な母ではないからこそ、共感できる部分も多いのですよね・・・
私で良ければ伴走致しますので、公式ラインからご連絡ください。
渡辺サヤ
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