人は無意識に自分の感情に沿ったとおりの「切り取った」世界を見ている
湘南に暮らす心理カウンセラー
渡辺サヤです
***
さて、本日も『ココロノマルシェ』に寄せられたお悩みにお答えします。
ココロノマルシェとは
作家で、人気カウンセラー根本裕幸先生の弟子カウンセラーたちが回答する、無料お悩み相談掲示板です。
どなたでも無料でお悩み相談できますので、是非ご利用ください。
人生設計がなかなか願っている通りにならないときには、焦る気持ちが出てきてしまいますよね。
努力しているのに、どうして・・・
そう思うこともあるでしょうし、逆に、努力しているからこそ、これ以上”為す術がない”と、自信を喪失してしまうこともあると思います。
とても辛いと思いますが、私からの回答が、わかめちゃんさんのお力になれたら幸いです。
よければ最後までお付き合いください。
***
人は世界のすべてを意識することはできません。
無意識に、自分の感情に沿ったとおりの「切り取った」世界を見ています。
そして「切り取った」世界の中にしか進むことはできません。
婚活に限らずなんですが、むやみに行動の量を増やすよりも、自分がどんな世界を「切り取って」いるのかを振り返り、そしてそれを高め続ける努力をした方が、望む未来を手に入れられます。
よく、「潜在意識を書き換える」とか、そういった本がありますね。
人は頭ではなく、もうすでに自分の中にあるものに相応しい現実しか引き寄せられないものです。
なぜなら、顕在意識(頭で意識している部分)は3%~10%なのにも関わらず、潜在意識は90%~97%にもなるからです。
なので、こうだったらいいなあ。こうしたいなあ。というよりも、
「もう既に自分はこうである。」と自覚できることが大事になってきます。
これを「現実の先取り」なんて言い方をしたりもしますね。
言葉で言うのは簡単ですけどね・・・
思考のトレーニングをして、それに伴い行動して、習慣化し、それが自分に定着してくれば、本当に自分の中にある感情や観念、価値観などが変わってきます。
3歩進んで2歩下がるような根気が必要ですが、人は21日間継続すれば習慣に出来るそうです。
最初の1週間は続けるのがとても辛いですが、2週間目は少し慣れてくる。
そして、21日後には「やらないと気持ちが悪い」「やんなきゃ」そんな感情を抱くようになるそうです。
こういった誤解をされる方というのは、多くの場合、「悪気がない」場合がほとんどではないでしょうか。
なぜ、誤解されてしまうのか・・・というと、どちらかのパターンに当てはまるかによりますが、一つ目は、最初に抱いた素直な感情ではなく、別の感情が覆いかぶさることで、違った形で外に表現されているパターン。
2つ目は、相手側の心情を考える前に、素直な気持ちをそのまま表現しているパターンがあると思うんです。
わかめちゃんさんはどちらに当てはまっていると思いますか?
ここら辺は個性の問題も大きいと思うので、どちらが正解だとかは言いづらいんですが、コミュニケーションや人間関係はある意味、テクニックもあると思うんですよ。
だから、方法さえ学べば、人間関係はある程度はうまくいくことも多いと感じます。
もちろん私で良かったら、練習相手になりますよ(^^♪
最悪の事態を想像していれば、そこまで落胆せずに済みます。
人は無意識に自分が深い傷を負うことから自分を守るようにできてきます。
人間の本能ですので、こういう考え方自体は決して間違っていると私は思わないんですけどね。
私たちは今までの経験から基づいて、自分の性格を把握しています。
なので、わかめちゃんさんが”こういう風に思うようになった”ということは、「自分を愛してくれる人や傍にいてくれる人なんて誰もいない」と感じていた時間があまりにも長かったということだと思うんです。
その悲しみを癒しながら、今までの人間関係での誤解を解いていくことによって、「自分には愛される価値がある」と信じることが出来るようになります。
その分、余裕が出てくれば、状況を冷静に判断できるようになりますので、相手の感情にもっと意識を向けることが出来るようになるかもしれません。
わかめちゃんさんが、行動や練習を繰り返すことによって、今までとは違った未来を作れることを心から応援していますね!
↓↓↓【渡辺サヤのカウンセリング情報です】↓↓↓
■10月カウンセリングは募集開始4時間で満席になりました。
11月募集は10/20から公式ラインにて募集開始します!
■湘南のフリーマガジン「Maria」に9月号もコラム提供させていただきました!現在12月号に向けて執筆中です!
■ 渡辺サヤprofileです