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【mom】no. 4: お母さんと温かい時間が過ごせた日。でも、やっぱり寂しいと思ったこともあった話

くも膜下出血になり、失語症とてんかんを発症した母と家族の話。

今回は
1日有給を取って母と出掛けた日のことと、
その他ぽろぽろと考えたり、感じたことを書いた記録。

当時の心境をそのまま
なるべく当時のメモに手を加えず残していきます。


母の病気についてはこちら:


2024/5/2

つい先日
日本にウェディングドレスの文化を持ち込んだ
桂由美さんが亡くなった。

特集を見ていて、
桂さんがアニーバサルウェディングという文化を持ち込んで

たくさんのカップルが
結婚後、節目となる年に
また結婚式を行うイベントを開催できるようにしたことを知った。

私もお母さんのために
いつかそんな機会を提供できたらいいなと思った。


4月の頭に1日お休みを取って
お母さんとドライブをした。


2人で江ノ島の方にあるご飯屋さんまで行って、

その後占いがしたいなってなって
おばあちゃんとも行ったことある平塚のららぽーとに行ったら占いが閉店してて、

横浜の赤レンガまで行って占いして
お茶して帰った。

占いでは
お母さんも私も、いろんないいことたくさん話してもらえて
占いの後、2人でお茶しながら
言われたことについてあれこれたくさん話せて
嬉しかった。温かい時間だった。



江ノ島でお昼を食べていた時にお母さんが、

3月に妹(私の妹・母からしたら次女)とお茶に行った時に
妹が急にぽろぽろ泣き始めたことを教えてくれた。

「びっくりしちゃったんだ、急にぽろぽろって…」って。

ついこの前会った時の妹の

「本当は春休み、お母さんを連れ出して旅行に行きたかったけど、まだいける自信がないと思ってやめちゃったんだ…」

っていう言葉を思い出した。


お母さんとお茶にいけて、お話できて、

もう会うことも、話すこともできなかったかもしれない状態から
ここまで回復したことに対する安堵もあったんだろうし、

同時に切なさとか
寂しさもあったのかなぁと思って、

私も泣きそうになったのを頑張ってこらえた。

お母さんもきっと少なからず、自分のせい、とまではいかなくても
何かを感じているんだろうし

妹は妹で寂しさと戦っているんだろうし

切なかった。


そして、昨日今日で
友達2人と旅行に行ってきた。

みんなにとっては、お母さんは
当たり前にこれまでと変わらず、そこにいる存在だということを感じて

そんなこと比べるのなんて
誰も幸せにならないと
わかっているのに

少し寂しくなっちゃった。


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