33歳になったので、これまでの10年間を振り返る
私のこと
10年目標 ー 最初のステージ ー
社会に出て早10年、今年で33歳になりました。待ちに待った、かもしれません。社会人3年目頃から「どんなに辛くても会社員を10年続ける」「年収〇万円以上になる」「社会人10年目までに貯金を〇万円貯める」と3つの目標を掲げていて、2024年はそれをようやく達成し、解放された記念すべき年になりました。「10年働いたら何をしても良い」と決めていたので、去年の暮れ頃から、大学院に行こうか?海外ボランティアに行こうか?美術学校に通おうか?ダンス教室に行こうか?と妄想を膨らませては説明会に行ったりして、情報収集はしてみたものの、親の顔を思い浮かべると悲しむ顔しか想像できず、次のステージがなかなか思いつかずにいました。
悲しい誤算 ー 彼との別れ ー
仕事人としての目標は無事達成したものの、プライベートでは、ちょうど結婚すると思っていた彼氏に別れを告げられて約1年。27歳で付き合った当初から「32歳までは仕事を続けるけどそれ以降は決めてないから!(結婚して転勤についていくのも大丈夫だから!)」とは伝えていたものの、31歳で破局。将来的に田舎に帰りたいという希望があった彼に合わせて、職場も少し前に全国に支社のあるところに変えて準備は万端のつもりでしたが、彼からしたら強く逞しく生きる都会の女を田舎に連れて戻れない、と思わせてしまったようでした。衝撃のスタートを切った2023年でしたが、それから1年は一人で良かったと思えるように色んなことを楽しみ、自分が本当に求める将来のビジョンを改めて見直せた良いきっかけだったと、今では思います。
33歳になって ー 新たな目標 ー
話は戻って、2023年の暮れ。そんなこんなで色々あって「仕事も遊びも充分楽しみ切った」「これからは誰かの人生に投資したい」「私は1人で生きるより誰かと生きた方が幸せなタイプだ」と思えるくらいまでにはなっていたので、5年ぶりに婚活を始めることに決めました。ふわっとした不妊治療の知識により、子どもを産むなら34歳までに結婚した方が良いだろうと感じていたので、とするとそれ以外のことより優先して取り組むべきだと思ったのです。子どもを産みたいという気持ちは強くはなく、どうせだったら産んでみたい、くらいでしたが、リスクヘッジはしておくに越したことはありません。自分の今まで生きてきた道に自信もあったので、「2年間取り組んでダメだったら結婚以外の道を探ろう」と決めて2023年を終えました。
嬉しい誤算 ー 婚活の結果 ー
諦め半分で始めた婚活ですが、年が明けていざ始めて見たら、一瞬でこの人だ!と思える人に出会ってしまい、あれよあれよという間に同棲、婚約して今月から不妊治療という恐ろしいスピードで物事が進みました。人生というのは本当に予想のつかないことばかりです。結婚することで少なからず選択肢が狭まるだろうとネガティブな印象を持っていた私に伝えたい、そんなことは全くないと(出産した場合は全く別ですが)。自分一人の人生を歩んでいたら決して出会えなかった人たちに出会えて、バーッと視界が広がって、結婚を選んで良かったと心から思います。結婚できるかできないか、ではなくて、産めるか産めないか、という新たなステージに向かって、これからは2人で協力し合って、人生を作っていけることが嬉しいです。
予想外の展開 ー 家族や友人の反応 ー
もちろん、予想していた通り、やらなければいけない家事は増えました。自分一人の時間は減りました。それでも、この決断による何より予想外な展開は、家族が異常なほど喜んでくれたことです。そして多くの独身を共に謳歌していた友人たちにとっても、「結婚を考えてみようかな」と変わるきっかけにも繋がりました。こればかりは目標として期限は切れなかったのですが、「ひいおばあちゃんが生きている間に結婚したい」「婚活を通して周りの人に良い影響を与えたい」という目標も達成できて、何よりひいおばあちゃんの前に彼を連れてった時の喜びようを思い出すと、私にとってのこの節目の33歳に、きれいなゴールができて本当に良かったと心から思います。
33歳という歳になって
限界を超えて ー 次のステージ ー
33歳はまだまだ可能性はある、けど、だいぶ狭まってくる年頃だと感じています。色んな事の限界が、はっきりと見えるようになりました。それでも尚、33歳という歳の良さは、自分の限界を知り始めることで、本当の自分を受け入れられるようになること、だと感じています。自分を飾らなくなり、自分らしく生きられるようになってきた。そんな時期だからこそ、きっと今ならもっと前より良い将来の選択ができる気がしています。これから先10年をどう生きたいか、は絶賛考え中ですが、少なくとも、以下のトピックについては、私が情報収集に多くの時間を費やしたものであり、おそらく長期戦になるだろうと思っているので、これから数年かけて、noteにまとめていくかもしれません。
不妊治療について(先進医療を視野に入れて)
職業選択について(育児を視野に入れて)
これから先の人生では、もっと多くの人の役に立てますように。
33歳の1年間も頑張るぞ!