数学界の超難問「ABC予想」
コロナの陰に隠れて、ちっとも話題になっていませんが、先週、世界を揺るがす大ニュースが流れました。
「完全な論文ができた」。数学界の超難問「ABC予想」を証明した望月新一・京都大数理解析研究所教授(51)の論文が、約8年の検証作業をへて学術誌に掲載されることになった。 〈朝日新聞〉
「宇宙際タイヒミュラー理論」
と題する4篇の論文
もうね、論文のタイトルがかっこ良すぎです。
文系脳の僕には、その『問題』の意味すら分かりませんので、ここでの掲載は割愛しますが(興味のある方はお調べください)、
これがどれ程凄いことかと言えば、ノーベル賞二つくらいでは到底追いつかない程の偉業だということ。
そして、今現代の社会に何か役立つのかと言われれば、全く役立たないということ。
でも、数百年から1000年先の未来では必ず役立つであろう論文だということ。
そして、学術誌に取り上げられるということは、これから世界中の天才達がこの論文に誤りや穴、抜けがないかを徹底的に調査されるということです。
数学界、タフ過ぎる。