My Coffee Journey 0.0. ―はじめに
私はコーヒーが好きだ。
もっと若いころはティーばかり好んで飲んでいたが,あるとき急にコーヒーも好きになった。
それは学生のころだった。
勉強のお供として安価な缶コーヒーを頻繁に飲んでいたあるとき,スペシャルティコーヒーというものに出会い,それまでとは全く違う味わいに虜になった。
スペシャルティコーヒーとは端的に言えば,栽培や加工等,コーヒー豆から一杯のカップに至るまでのすべての工程で管理が徹底された品質の高いコーヒーのことを指す(スペシャルティコーヒーの定義や歴史についてはまた別で記事にしようと思う)。
実家にいたころはティーのほうが好きだったので,父が淹れ,勧めてくれたスペシャルティコーヒーにはほとんど手を付けなかったが,もったいないことをしたと思う。
もっと早くコーヒーのおいしさに気づけていれば。
今後は定期的に,My Coffee Journeyと題して,筆者が実際に味わったコーヒー体験と,そのコーヒーにまつわるストーリーを気まぐれに紹介していきたいと思う。
時には歴史の話や環境の話など,なるほどと思える知識も紹介できたらいいなと思う。
拙稿を通して,コーヒーの味わい深い世界への旅を楽しんでいただけたら,幸甚である。
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