カボチャの思い出
決してハロウィン🎃の思い出ではない。
昨日、
ご飯係の息子がいつまでも台所に来ないので、
渋々退院後久しぶりに夕飯を作ろうと
台所に立った。
目眩😵💫が少ししたが、
来週から仕事に行かなくてはいけないので、
体慣らしをしなくてはいけないと、
立ってみた。
と、言っても何を作ろうか?
前日、息子と近くのスーパーで爆買して、
(支払いは私なので、息子がカートにポンポンと入れること‥)
食材は冷蔵庫にパンパンに入っていたが、
私が食べられない食材ばかり‥
(ホタルイカなんて、絶対食べられない!)
(あぁ‥豚コマのジャンボパックをそのまま丸ごと冷凍してる〜!使う時どうするのか⁈)
と思いながら、
カボチャの煮物と味噌汁と
豚モモ肉炒め(焼肉のたれ味)を作ろうと
用意を始めた。
カボチャの煮物を作るには、
カボチャを包丁で切らないといけない。
(あたりまえ)
しかし〜病み上がりのは私には、
ちょっとどころかかなり硬すぎた(泣)
刃が刺さっても、それ以上進まない。
ぅあ〜〜ぁ!
無理だ!
カボチャには因縁の思い出がある。
それを思い出しながら、
包丁と共に刺さったカボチャを
まな板に叩き落とす。
バン、バン、バン‥
流石に夫がめずらしく
「俺が切ってやろうか?」
と来たが、
無視して包丁を振り上げる。
カボチャの切り口は、
ガタガタだったが、そんなことはお構いなしだ!
私の頭の中は、過去のある出来事を思い出していた。
なんのはなしですか
2年くらい前のことだろうか‥
仕事から帰って夕飯を作ろうと、
台所に立った。
その日もカボチャの煮物を作ろうとして、
カボチャの皮なんか剥いていたら、
手がつるりと滑って、
左手の親指と人差し指の間に
包丁が刺さった。
あっ‥
やっちまったー!
ちょっとかすっただけかなぁ?
と思ったら、
血🩸がどくどくと出てきた。
やばいぞ〜と思い、
慣れた(?)手つきでキッチンペーパーを
むしり取り、
親指と人差し指の間を押さえて
手を上げ、止血した。
そしてリビングで夕飯は今か今かと待っていた夫に、
「カボチャで手〜切った!」
と伝えたら、
オロオロしながら
「どうしたらいいんだ?」
と言うので、
いつもの手の病院に電話してくれと言った。
すると
手の病院は診療時間外なので、
休日診療センターに行ってくれと言う。
「俺は酒を飲んでいるから運転できないぞ!」
と、またしても使えない奴が言う。
そこへ息子が二階から降りて来て、
夕飯作らなきゃだから俺は行けないと言う。
お前の優先順位はそっちか?
「じゃあタクシーを呼ぶぞ!」
と言う夫。
お前の優先順位もそっちか!
郊外に住む家に、
タクシー会社から何分かかるのか?
と思ったら、
もうコイツらの話は聞いてられないと、
左手を上げながら、
車のキーを握って外に出ていた。
右手だけでも何とか運転は出来る。
休日診療センターに事情を話し、
これから向かうと電話した。
雨の夜道を走り、15分から20分くらいで
休日診療センターに着いた。
まだコロナで警戒していたころなので、
外で検査をしていた車の脇を通る。
こんなところで感染りたくないなぁと思った。
そして受付してから、
外科の前で待つように言われる。
外科の前には様々な怪我の人がいたが、
2〜3人前に私と同じように、
指を包帯か何かでぐるぐる巻きにした、
若い男の人がいた。
彼も私のように何かで指を切ったんだなぁって思った。
そして彼も付き添い無しで、
一人でそこに座っていた。
そしてきっと縫うんだわ‥
思った通り、
彼はその後縫合手術をして出てきた。
指は包帯でぐるぐる巻きだ。
私の番だ。
「どうしたんですか?」
と看護師さんに聞かれた。
「カボチャを切っていて、手切ったんです。」
て言ったら、
「あぁ、カボチャねー笑」
と彼女は堪えるように笑っていた。
そして、縫合手術しますからって、
当番の若い男の先生が来て、
簡易的にその場で縫うことになった。
さっきの看護師さんが、
「先生、この人カボチャで指切ったそうです。」
と説明すると、
またもや先生も、
「この時期、カボチャ多いんだよねー笑」
と言いながら
私の左手の親指と人差し指の間を縫っていた。
「え〜多いんですか?」
と私。
「1日に3〜4人は来るね。」
「一番多いのがカボチャで、二番目は‥。」
(もう二番目は覚えてなかった笑)
そうなのか。
私は何人目?
ひょっとして、さっきの彼も‥
カボチャで‥?
などと思ってしまった笑
その後、
優先順位がおかしな家族のいる家に
包帯でぐるぐる巻きの手で
自力で帰って行った。
なんのはなしですか
それの2年くらい前には、パイナップル🍍を切っていて、やっちまって、手の病院で縫ってもらったことがあった。
その頃は会社でモラハラ女に酷い目に遭っていた頃だった。
ストレスが溜まると色んな事が起こる。
気をつけないと。