これが地域包括ってやつ?
88歳、糖尿+徐脈のペースメーカー+スキルス胃がんの母。
本人は「食べられないだけで、どこも痛くないし、まったく普通」と言い張っている。ネズミくらいしか食べれないのに、なぜかちゃんと普通の便も出るらしい。
そんな母が、ゆうべ食後に始めてお腹をこわした。「痛い」という単語が出たのが初なので、「いよいよがんの痛みが来たのか!?」とドキドキしたが、今朝は「もう平気」と言って、ちょっぴりおかゆも焼き鮭も食べた。
でも、いつなんどき何があっても安心なように(私が。)、医療センターに外来で行き、担当の先生にうちの近所の訪問看護の先生を紹介してもらうことにした。これで24時間365日、何かあったら電話できるので、ひと安心(私が。)。
さらに医療センターの緩和ケア棟にも登録することに(これは4月頭に登録する予約を取った。登録も予約は必要なのね。てか、一般病とはまた別なのね。)。緩和ケア病棟は今はコロナで閉鎖中だが、登録しておけば電話で何かと相談できるという。
しかし、医療センターの一般病棟と緩和ケア病棟は、入院してしまうとコロナ対策で「面会はできない」ので、それはがんの最後には困るなと。で、いろいろ調べたら都内の大きな病院の緩和ケア病棟で今でも面会OKのところがあったので、そこにも紹介状を書いてもらうことに。
ということで、これで
・ご近所の昔からのかかりつけ医さん
・ご近所の訪問看護のお医者さん
・市の医療センターの担当の先生
・市の医療センターの緩和ケア病棟の担当看護師さん
・介護のケアマネさん(母は数年前に軽ボケが始まったので前からお世話になっていた)
・・・がつながり、それぞれ連絡をとりあい、情報共有してくれるという。
さらに
・これから新たに都内の大きな病院の緩和ケア病棟
も、紹介状をもらって私が登録に行けばつながる予定となる。
えええ、何それ、スゴイ! これが地域包括ってやつですか?(違う?)
25年前、姉がスキルスで苦しんで死んだ時代と大違い。昔は「よそに転院するなんて!」「情報は渡さない!」みたいな感じだったのに。。。
とはいえ、緩和って、痛くない間は何も薬もないし、進行がどうなっているかエコーで見るとかもない。
え、こんなに放置ですか?汗
ゴリゴリ実験のように治療や手術をやられた姉のケースは絶対イヤだけど、こんなに自然放置も「大丈夫?汗」と不安になる。
医療センターの先生に「胃腸の薬とか出ませんか?」と聞いたら、「飲むぅ? じゃ、出しとくけど、調子悪いときだけでいいからね」って、ことで乳酸菌くらいのウブな粉薬をもらった。ちょっと嬉しい。
地域包括の仕組みが実際にうまく機能するかどうかはとにかく、これで心は少し安心(くどいですが、私が。)(母は達観している。というか「あと3年くらいかなー」とかのんきなことを言っているので、そのまま信じさせておいている。)
チーム体勢の青写真が見えたので、今日はちょっと安眠できそう。。。(私が。)