COSMOS たましいの楽園 大天使ミカエルとの10年間の記録 1992年~2002年 14歳~24歳 No.73
私は大学は国際学科で学び、卒業論文のテーマは「国際法とジェノサイド(集団虐殺)」にした。
卒論のために、ユダヤ人のホロコーストについてなど毎日たくさんジェノサイドに関連する本を読んでいた。
そのせいか悪夢を頻繁に見るようになり、精神的にも追い詰められるようになっていった。
狂気の根源とブラックホール
2000年11月、12月、2001年1月まで
卒論の大詰め期間 22歳〜23歳
2001年 1月7日 23歳
1人でいることが、とてつもなく寂しいと思うことがある。でも普段はそれほど強くは感じない。
1人でいたいと思うことが多い。
私はこれから人間をどう捉えていけばよいのだろう?
友だちがとても多い気がする。
だけど本当に近くには誰もいない気がする。
どうしても求められないもの、求めてはいけないものがすでに私の中にある。
許されないこと。
期待できないこと。
狂ってしまうこと。
震えてしまうこと。
精神異常性は私の中にある。
私の狂気の根源。
そこに触れられると発狂する場所。
普段は閉じていて全てからシャットアウトしている。
もう一度その場所へコミットする時、私は再び発狂し人間らしい生活を送れなくなるのだろうか?
考えただけで真っ暗な闇が訪れる。
1月19日
私の中に存在するブラックホールが頂点にきている。この狂気が動き始めると何もかもどうでもよくなってしまう。
私の中の闇。
この闇は巨大化し、学問も芸術も宗教もあらゆる人間をめちゃくちゃにしてしまう。
そして生も死もないところへ移行して、天国か地獄か分からないまま泣き叫ぶ。
私が大学4年間でしてきたこと。
大学に入る前の1年間でしたこと。
高校3年の終わりにふつうに進路を考えられなかったように、大学4年の終わりの今、ふつうに進路を考えられないでいる。
いまだに私の魂の孤独の深さは消えない。
働くということそのものに意義を見出だせない。
こんなにも分散されて1つにならない。
こんなにも破壊的になるのはなぜ?
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