⑮本当にやりたいこと
もしも、十二分なお金があって、まったくお金の心配をする必要がないとしたら、毎日どんな風に過ごしたいですか?
本当にやりたいことは何でしょう?
私だったらどうするか考えてみました。
仕事
①今の仕事を続けます。
私は好きなことを仕事にできているので、とても恵まれていると思っています。
Bertrand Russell
「20世紀最高の知性の一人」と呼ばれる、イギリスの哲学者、数学者の Bertrand Russell (1872 - 1970) の『幸福論(原題:The Conquest of Happiness)』に、仕事について次のように書かれています。
ざっくり訳します。
『大部分の人がやらなくてはならない仕事の大部分は面白くはないけれど、大きな利点もある。
まず、何をするか決めなくても、仕事が一日の大部分の時間を埋めてくれる。
たいていの人は、時間を自由に使っても良いということになると、十分に価値がある楽しいことを思いつかない。
もし何か決めたとしても、もっと楽しいことがあったのではないかという思いに悩まされる。』
つまり、「仕事とは楽しいものではないけれど、よい時間つぶしになるし、他に何をするか悩まなくていい」ということらしいです。
この文章を読んだのはまだ学生の頃でしたが、その時感じたことはよく覚えています。
自分はこんな仕事を選びたいと思いました:
「楽しくて、あっという間に時間が過ぎる。この仕事をやっていてよかったと思える仕事」
十分な収入とはいえませんが(笑)、今の仕事は昔思い描いていた理想通りの仕事といえます。
趣味
②ピアノを続けます。
長い間、仕事が趣味のようなものでしたが、40代でピアノを始めてからはピアノが趣味になりました。
子どもの頃、ピアノを習っている友達が羨ましくて自分も習いたいと思ったものの、諸事情で諦めました。
時間に少し余裕ができたとき、ふとそのことを思い出し、近所のピアノ教室へ通い始めました。
当初の予定では、今頃はもっと上手になっているはずだったのですが、残念ながらあまり進歩していません。
一日数十分しか練習しないので、当然といえば当然です💦
音楽を聞くのも好きですが、簡単な曲でも自分が演奏できることがとても嬉しいです。
③ドラマ鑑賞
引き続きドラマ鑑賞を続けます。
登場人物の心情や、置かれた環境などに思いをはせながら、時には主人公になったつもりで、時には第三者の目線で楽しみます。
旅行
その土地に行かなければ分からないことがたくさんあります。
人との出会いや、その土地ならではの文化、食べ物、お酒などに触れるのも楽しみです。
④数か月に一度国内旅行をする
これまでにも色々な場所に行きましたが、まだ東北地方には行ったことがないので、行ってみたいです。
⑤1~2年に一度海外旅行をする
まだ行ったことがない国がたくさんあります。
その国の言葉も少しくらいは話せるように準備して、現地の人との会話も楽しみたいです。
元気なうちにあちこち行きたいので、あまり時間がありません💦
毎年出かけるのが理想です。
日々の生活
⑥毎日の生活を大切にする
いくらお金の心配がないとはいえ、毎日豪華な食事ばかりでは飽きてしまいます。
毎日の食事も大切にしたいです。
掃除・洗濯などの家事も今まで通り、自分で(適当に)こなしていきます。
引っ越し
⑦海が見える場所に引っ越します
毎日海を見て暮らせたらいいな💚
本当にやりたいこと
本当にやりたいことは何だろうと色々考えてみましたが、現在概ね自分がやりたいことができていることに改めて気づきました。
旅行の頻度は理想通りではないですが、お金の心配がなければもっと増やしたいです💚
可能性
⑧今の自分には思いつかない別の可能性があるとしたら、チャレンジしてみたいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
みんなが、その人が本当にやりたいことができる社会になることを願っています。