![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/7464617/rectangle_large_type_2_eceff0057f0c32490ecdab8c890a0588.jpg?width=1200)
【音楽レビュー】完璧すぎやしないか シュガーソングとビターステップ / UNISON SQUARE GARDEN
個人的にここ2年でかなり弾きこんだ曲がある。
それでもなかなか"完璧に"とはいかない。
シュガーソングとビターステップ / UNISON SQUARE GARDEN
アニメのタイアップから、バンドの知名度を一気に上げた曲だ。
この曲は深い。
ドラムとギターが交互に鳴り、ホップステップジャンプとイントロが始まっていく。
Aメロはうねり動きまくるベースに、高音で鳴るギター(歌いながら弾く時の第一関門)。
キメのあるBメロから、楽し気に跳ねるサビ。
これだけだったらまだそんなに驚かない。
なんといっても間奏だ。
まぁ一筋縄ではいかない演奏力。本人たちもイヤモニから流れるクリックを頼りにしているだろう。
それでもDrはスティックを回しながら、なんなくこなしている様に見える。
間奏を終えて一息かと思いきやとんでもない。
Cメロ、大サビ前のコードチェンジ&キメも凄まじい。
そこからのラストに向かっていく様は、同じサビに行くにしてもテンションが違う。
歌詞もなかなか聴きなれない言葉が耳に残る。
Vo曰く「Baの田淵色が濃くて悩むことはありましたけど、最近は一切ないですね。バンドの意志が1個になっている感じはある。」
と、まとまって来た良いタイミングで出来た歌詞なのだろう。
演奏する側の難易度とキャッチーさが比例しない。
全ての楽器のバランスが良く、主役級の技術を持つ。
完璧過ぎやしないかとため息が出る、類まれなる曲である。
引用参考インタビュー
いいなと思ったら応援しよう!
![カレン](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/6124578/profile_d63a7a85b1c7cb12ed151f2c9644b699.jpg?width=600&crop=1:1,smart)