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【レポ】2018.12.7 the band mansion(バンアパコピー)

2018.12.8satに大塚でコピーバンドイベントが行われた。

Crews Feel Better vol.1

主催の2人はthe band mansion(the band apartコピー)でトリを務めた。

セトリ

メリハリのある曲をこれでもかと出してきた。
ライブ1週間前にスタジオでやっていた時よりも、緊張感と楽しんでいる感が増し、キリっとキメた演奏だった。

1.photograph
水中にいるかのような浮遊感から飛び出し、派手にスタートを切った。
ベースの歪み方がバンドの力を高めていく。

2.higher
すぐにドラムから始まった。2本のギターのクリーンサウンドで奏でる
小気味よいリフが美しい。そこにコーラスが重なる。
クライマックスにこれまでとは違う詰め込み方をして、ギターのリフとともに静かに終わった。

3.I love you Wasted Junks & Greens
目まぐるしい展開と、誰一人気を抜けないテンポキープに、確実にメンバーを引っ張っていくドラムが頼もしい。
全員の見せ場がある間奏も出過ぎず、引き過ぎず気持ちが良かった。

見どころの1つ。当日までシークレットだった特別ゲスト。
トップバッターでインストバンドのBaぴろしきとのコラボ。
ぴろしき自体もバンアパコピーバンドでボーカルをしているとだけあり、
客席を煽りながら、ハリのある歌声を披露した。

5.KATANA
楽しかった空気から一変、緊張感のある演奏が空を裂いた。
どこか気怠そうなサビからのキメキメの間奏に心を掴まれる。

6.When You Wish Upon A Star
原曲(星に願いを)を良い意味で忘れさせる曲。バンアパのオリジナルだと思った人は少なくないはずだ。クールさとロマンチックさのバランスが良い。


7.Eric.W
馴染みのある有名なリフ。これを聴かずして終われない。
儚く零れ落ちるギターの音に切なさがあるのに、ベースのリズムと歌声に身体が揺れた。

en.夜の向こうへ
アンコールの予定はなさそうだったが、演奏してくれた曲。
本当に終わりなんだということを実感する。楽しい時間が終わる。
また明日が始まる。ちょっと悲しいけど、前を見据えられた。

難易度が高い曲が揃ったセトリを精一杯やっているが、まだ持ち曲があるという。
そこに驚きつつ、また聴くことが出来るであろう機会に期待だ。

ライブ動画はこちら↓

初の主催ということだったが、素晴らしい働きぶりだった。

・Twitterでイベントアカウント作成後、コピー元のアーティストをとても丁寧な文章で紹介していた。もちろん、出演者のツイートはRT。
・Drゆーすけによる生ハムのケータリングMCでは生ハムを切っていたことによる疲労感を口に出していたが、観ているこちらはそんな素振りは感じられなかった。むしろ、また原曲にないフレーズをバカスカいれてるんじゃないかと思ったくらいだ。

・各バンドスタート時に紹介。こちらもとても丁寧に行われていた。MCで客席から来る掛け声を全部拾うVoもじゃの優しさがとても活かされていた。

これらの行動の一つ一つは数多くのライブ出演経験から出来たことだろう。
イベントのVol.2を心待ちにしよう。 

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