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イラスト3か月上達法をためしてみた(その4)

来ていただいてありがとうございます!スタマック・ジャックです♪
さいとうなおき先生の最速(3か月)上達法のつづきをやっていきます。

2巡目の絵と問題点

前回までで、まずお手本になる絵師様の絵柄にできるかぎり似せて描いた1枚目の絵。そこから出た問題点をテーマに練習。というところまで来ました。
そして、今回はその1巡目をこなした上での2巡目の絵を描くというところから始まります。はい、描いてきましたよ〜!

Xのフォロワー様のオリキャラ姉妹

これです!
今回はX(旧Twitter)のフォロワー様のオリキャラ。「よその子」というものですね。そんな姉妹を描かせていただきました。皆さん自分のオリキャラには大きな愛着があると思うんで、だいぶドキドキだったんですけど喜んでいただけたようで何よりでした。左上と右下のスペースはメッセージとかが入っていたのでコレだけみると謎に空いているように見えるかもしれませんけども、それは良しとして……。
描きあげて、Xにもアップして、落ち着いて自分で眺めた率直な感想としては。
あれ……ずいぶんロリ行ったな?
ここで説明しておかなくちゃならないことがふたつあって。
ひとつ目はお手本としている絵師様の絵柄についてです。たしかにかわいらしい女の子を描く方なのですよ。だけど、こう、この絵みたいに全体的に幼いわけではない、とでも言えばいいのか、スタイリッシュさも兼ね備えていて。
並べて見たときに、つい首をひねってしまう違和感がありました。
ならば、ふたつ目として元キャラ、今回はXのフォロワーさんですけれども、その絵柄に引っぱられたのかというと。その方はむしろ繊細でとても綺麗な絵柄です。
どちらも原因としては考えづらいですね。

なぜ勝手に幼く?

まずその大きな違和感から考えていきたいところですが、流れとして次にすることはコレです!

Xのフォロワー様のオリキャラ姉妹

1巡目のミクの絵でもやった赤ペンチェックですね。
前回の問題点は「顔がなんかちがう」でした。
まずはそこがクリアできているかどうか確認してみることにします。
お手本と見くらべた感じだと、顔に限っては前回より今回のほうがだいぶ近づいた感じがします。けどまだ満足とは言えないなぁ……。

正直なところ、とりあえず2巡目まで来てみて思ったことは、
問題点を発見して練習することで、次々と問題点が減っていくものなんじゃないの??ということですね。
すっごいシンプルな言いかたをすると「1巡目は顔を似せた→2巡目は体を似せた→次は手→足」といった練習をかさねていって「全部似た!!」とはならんものだな、ということ。

は〜。
いや当たり前なんですよ、考えてもみれば。この上達法に挑戦する皆さんはみんなお手本絵師様を選ぶにあたって、手加減なく単純に大好きな方を選んでくるじゃないですか。
たとえば顔だけだとしても、1巡やったところでそんな絵師様と同等にだなんてインスタントにいくわけないですもんね。そりゃそうか〜。
逆にもし挑戦しているほかの方たちが、そのへんはすんなり次から次へと解決できているんだとしても、そんなことは知りたくないですね!
「ど゛う゛し゛て゛な゛ん゛だ゛よ゛お゛お゛ぉ゛お゛!゛!゛!゛ん゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛!゛!゛!゛!゛」
ってなるんで。こんな悩み自分だけではないはずです。

み ん な そ う に 決 ま っ て ま す 。

気をとりなおして。もちろん原因もさぐってみましたよ。
顔そのものにも問題は残っているにしても、
たぶん、大きな違和感としては「等身が低くなってしまった」ということなんでしょうね。
お手本を見ながら顔を中心に絵柄を似せていこうとするあまり、そのあたりの全体のバランスがおろそかになってしまったようです。
あとは、気になったのは動きでしょうか。
今回はバスを待っている絵なので、そんな大きな動きはないものだと思いますけれども、お手本絵師様はそんな中でもキャラの個性が見えるようなちょっとした動きをつけているように見えます。いや、キャラの個性に合っているのならいっそ大きく動いていたりもするかもしれませんね。バスが来てジャンプして喜んでる、とか。そんな楽しさも入れられるようになりたいなぁ。
とにかく、そんな数々の問題点の中から2巡目の練習課題を考えてみました!

問題点をふまえた練習法

今回は「体の動きを練習する」という課題に取り組むことにしました。
大きな問題点である「等身が低い」と「動きがほしい」ですが、さいとう先生がひとつにしぼることを強調されている以上、今回は等身は頭のすみに置いておく程度にしておいて、動きの練習に集中しようと思います。
等身をふくめた体のバランスありきの動作という、どこかつながっている問題なのかもしれないですしね。
実はそのための本も新しく買ってみました。

近所の書店でいろいろ見くらべてみて選んできた本です。
アクションライン。知らなかったですけど、まず動きの中心となる線を描いて、そこからポーズを作っていくようなことみたいです。動的なポーズだけでなく静的なものが解説されている点も自分の改善点に合っていそうです。
これを参考に練習していこうと思います!

前回のおまけ記事を読んでくださった方たちへ。

ここからは前回の「(おまけ)1時間上達法もちょっと試してみた」についてです。
今回の絵を描くにあたって、1時間上達法も並行してやってみたよ!という内容で、その時おきた良かったことであったり、失敗であったりを記事にしてみたのですが、
描きあがってから気がついた「やって良かったな」と思ったこともあったので最後にちょこっと書いておきますね。「当たり前だよ!」ってなってしまうことかもしれませんけども……。

これから描く絵の設計図になる。

自分はけっこう、まずメインになるもの(たいてい人物です)を描いて、背景とか仕上げに関することって行き当たりばったりにしてしまうことが多いんです。
「人物はだいたい終わったけど、このへんが空いてるから今から何か考えてみようか」とかですね。
そういった計画をはじめに練っておけるというのも個人的には良かったなと思いました。

あと、それとは関係ないですけど。
「絵に物語ほしい」とか言って、今から伝える物語を想像してくれだのさんざん書いてしまったじゃないですか。
にもかかわらず。
今回の絵には重大なミスがあります!
妹ちゃんが持ってるアイス。バスを小一時間待ってたわりに……食べてもなければ溶けてもいない……!!
想像できてないのは自分でしたねって、やだ〜もう〜!

では、次回は2巡目の練習についての記事になりますかね。
またぜひ♪


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