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紙またはKindleで読書をささっと進める方法〜inspired by 岡田斗司夫の読者のススメ

グーテンベルグが15世紀半ばに印刷技術を発明

そして紙の書籍は爆発的に普及、識字率は向上、知識が普及、文化と教育が一般層で発展した。世界的に。日本へは16世紀ごろ伝わった、らしい。この辺り詳しい方がいらっしゃればコメント求む。
活字を用いた活版印刷の技術が伝わり江戸時代の直前から初期に印刷物が認められるようだ。マダムの好きな源氏物語の平安時代中期(西暦1000年前後)紫式部や清少納言の女流文学が流行った頃は和紙に手書き。筆で写経とかしてたわけです。

発明から約600年経ちYouTubeの時代へ

良書は教養の源、溢れ出る知性を身につける手段だとマダムは考えます。
余談ですが雑誌Vogueだってメッセージはいつも「中身から磨こう、そうすればモテますよ」です。
現代の私たちは、紙という媒体から変わり光速に近いネット環境で知識を得るようになりました。いくらグーテンベルグでもそんな想像はできなかったでしょう。私も子供の頃はそんな時代は想像できなかった。
一方で人間の脳みその構造は、600年かけて進化するというよりも、スピードに慣れてきたんだと思うのです。

つまり、  YouTubeはファスト教養。動画のリンクは記事の半ば辺りに載せています。岡田斗司夫先生が言うところの『軽い扱いの情報』です。平安時代から現代まで脈々と続くご近所の井戸端会議やおじさんたちの世相論議となんら情報の質量は変わらない、と思うのです。

で、本題。気になる本に会った時の、おすすめのプロセス。

知性磨きの基本は読書をオススメします。たくさん読む?じっくり読む?全部読む?読まない?買う価値ある?ない?そこで岡田斗司夫先生の方法を勝手に自分流にプロセス化してみます。

  1. 本のタイトルから中身を妄想する
    このときにできれば帯や目次を読み、妄想の精度を高めてみる。

  2. 妄想と同じか違うかをチェックする。
    ここまでは本屋に立ち寄れる方は立ち読み、Kindleなら試し読み(多少なりとも本文が読める場合が多い)。

妄想を経て、本を仕訳する

上記の2つのプロセスを経て、次の仕訳作業をする。

  1. ボツ ー わかんない(面白いかもしれないけど自分にはまだ早い!)又は単純に、つまんない。時間の無駄!と一喝する本もこちらへ分類。私の場合は文体が生理的に嫌い!というのもボツにします。

  2. クリア ー あーなるほどね。でも目次で十分わかっちゃった、とういうカテゴリー。
    この2番までは、数こなす読み方です。YouTube動画の1.5倍速再生ごとく、または次の動画にサッと飛ばすのと同じ作業。

  3. 採用→ お持ち帰り決定。(ちなみに『お持ち帰り』は90年代に流行った男女活動の一環でのクラブや飲み会用語と一緒の意味です)購入または現代はサブスクリプションという存在もアリます。紙購入分は後ほど売却が可能です。Kindleは再販できないけど紙より若干安価に設定してあります。いずれの方法論にせよ採用した本、釣った魚は大切にいただきましょう。

  4. 採用分は時間があればすぐに読む。その日に時間が取れなくても1週間ぐらいの間にさっさと読む。人により気になる本が多い人と少ない人がいるので一概に何%とはいえませんが、慣れると採用本がかなり少なく済むようになります。マダムは10冊漁って1冊ぐらい。お金が回ってる時は2冊ぐらいお持ち帰りします。この本がじっくり読む読書対象になります。

  5. ためになる、思わず人に共有したくなる良書はnoteで書評を書いてオススメする。良書が良書たる内容部分の共有(=アウトプット)する。

そして自分が人類の集合知に貢献する、と大袈裟に考えよう

勉強のコツはアウトプットと言われています。
この内容はすごい、共有しなきゃ!という部分は他の皆さんにもぜひ知らせましょう。写経するようにまとめること(=アウトプット)は貴方の脳みその血🩸となり人類集合血🩸と肉になり、人間社会に貢献します。滅びそうな我が国社会に役立つと考えるだけで貴方の脳内はセロトニンで満たされるはず。ぜひアウトプットしてみてね。
話の帰結が大袈裟ですかね。若者の皆さんは壮大なSFの選ばれし主人公になったつもりで、シニアの皆さんはただの脳トレのススメと思ってお試しあれ。 

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