モーターショー
日本国内の自動車産業は62兆円。GDP比1割という、大規模産業だ。モーターショーは、2年に一度、東京ビッグサイトで開催されている。当然、展示される自動車は当たり前だが、それ以外にもイベントと言う総合芸術を成功させる為、日本から屈指のデザイナー、イベントコーディネーター、広告代理店、ミュージシャン、あらゆる超一流が集結するイベントになる。これを見ないなんてなんと勿体ない。2005年からほぼ毎回見学に行っている。震災、コロナ、様々な苦難があり、最近は環境問題で随分と様相が変わってきた。
しかし、毎度、悩みの種がある。
会場には、いわゆるキャンギャルがいて、
新作のモデルの前でフラッシュを浴びる事になり。宣伝する側からしたら、撮影する彼らのSNSでの発信力に期待していたりするんでしょうけど。
オレにとっては、あそこは美術館。車なりバイクなりのデザインに純粋に愉しみたいのだが、正直、邪魔だ。
何だろうな。ありとあらゆるブースの美女を撮るために命をかけているみたいなヤツもいて、もはやクルマなんて関係ない。専用のモデルさんではなく、社員の女性とかに撮影をお願いしてる輩までいる。一体何がしたいんだろう。
お願いだから、クルマだけ見させておくれ。