やっぱりあきらめられなくて
つい先日も書いたのですが、私は、憲法改正に反対の立場で、そこは絶対に譲れないところです。
なので今回の選挙、もちろん物価高対策なども気になりますが、私の中では憲法改正が最大の争点です。
そこを重視するのは今回に限ったことではなく、憲法改正が現実味を帯びてきた安倍政権時代からなので、当然、私の一票はこれまで報われたことがありません。
そんなわけで、毎回、「なんでこうなるかなあ!?」と、選挙後は腹が立ってしょうがない。けれど…野党よりは自民党の方がマシだからという気持ち、分からなくもないんですよね。だって、野党にも大切な一票を投じたくなるような政党ないですもん。野党だか与党だかわけわからない政党もありますしね。
小泉元総理がいろいろ「ぶっ壊す!」前の自民党だったら、こんなことになっていただろうか?…と、言ってもしょうがないことまで考え始めてしまうくらい、正直、どの政党にも魅力を感じません(魅力を感じる議員の方はいます)。
消去法を用いるしかないから、悩みます。すごく悩む。しかし…消去法ほど悲しいことはありませんね。いってみれば、未来を描けないってことですから。だから、これだけを頼りに考える。
『立憲主義を破壊して、人権や自由を奪うような改憲だけはダメ』
つい、暗いことばかり言ってしまいますが、これだけでも守ることができれば、ひょっとしたら未来につながるかもしれないとは思っています。
しっかり読み込めているわけではありませんが、自民党の憲法改正草案、さらっと見るだけでも怖いですよね。個別の条文もさることながら、立憲主義そのものを否定するような感じが。さすがに、憲法解釈の変更を勝手にできるような人たちが集う党です。
これだけ見ても↓ちょっと異常すぎやしませんか…?
これを新設した理由がこれ↓
ちなみに現憲法はこうです。
一応、立憲主義について。
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できることなら、今すぐにでも日本を脱出したいと思うくらい、この国が本当に嫌いです。でもね…
やっぱり、自分の生まれ育った国のこと、あきらめられないんですよ。
もうすでに、「この国に生まれてよかった」と思えていた頃の国ではなくなってきているけれど・・・
今以上に加速度的におかしくなっていくのか、それとも、なんとか崖っぷちでとどまれるのか、この選挙にかかっていると思うんです。本当に本当にこの選挙が最後のチャンスだと思うんです。