Re: 「老後の備えを甘く見ていたようです。ママは仏様のような状態」認知症の89歳妻を殺害した94歳の男の裁判、元エリート会社員が直面した“老々介護”「子どもに迷惑をかけてダメな父親です」

89歳と94歳だと第二次世界大戦を子ども時代に経験して、高度成長期に努力した方々だと思うのです。

僕の親は1947年生まれで、まだ介護は始まっていません。ChatGPT+と音声モードで会話したりする、コンピュータおばあちゃんとして成長しています。76歳になっても、人は挑戦して成長します。PayPayにも慣れました。

歌は明治生まれですが、我が家は昭和生まれ。

高齢者は「味のしなくなったガム」のように、つまり社会から用済みとして扱われてはいけないと思います。倫理的にだめでしょということの他に、僕らが老いた日にも仕方がないですと孤立する羽目になります。

ChatGPT+でもClaude 3.5 SonnetでもCopilot ProでもGemini Advancedでもいいのですが、被告が生成AIに胸の内を話せたら全力で止めて、地元の福祉課や心療内科、そして警察に相談することを勧めると思います。事件が起きなかったかもしれない。

仕事で若者が介護士や看護師として介護に関わることも大変だけど、彼らはシフト制で休めます。家族が介護をすると24時間365日続くし、子ども世代が介護をするのも苦しいけど、老老介護はさらに困難でしょう。

  1. 老老介護の過酷さ

  2. 社会的孤立の防止

  3. 歴史への敬意と尊厳ある老後

  4. 介護保険制度の再点検

  5. テクノロジーの活用

  6. 社会の意識改革

考えることはたくさんありますが、お金があってもなくても、老いて死ぬことは誰もが初めてのことだから、社会から孤立させず、安心して衰えて枯れていけることが大事だと思うのです。

まずは老老介護が起きにくくして、親の介護を頑張る世代も支援する。すると、介護では無いけど子育てで孤立して辛い方も、応用できることはあるとおもうから支える。そうやって、社会の構造的な苦しみや悲しみを減らすことが、進歩では無いでしょうか。


なお、生成AIはトレーニングの偏りと推論の間違えで、おかしなことを口にしたり、複雑なタスクだと見落としを起こします。けれども、そこを理解して使うと、これまでは人手と予算が足りなくて諦めたことを対処できます。

例えば、話がくどくなるお年寄りが納得いくまで生成AIと話して、要点を医師やケアマネジャーや介護士や看護師に伝えれば、コミュニケーションが円滑になります。
メモを取るのが難しくても、ログが残ります。

うちの母の世代は、庶民の子が大学進学出来るようになった世代でもあるから、教えると理解します。個人差はあるけど。お年寄りに優しくということも真意ですが、彼らのデジタルデバイド(情報格差)を活用すると、僕らには改善の余地がないくらい分かりやすいUI/UXもどう読めなくて分かりにくいのか教えてもらえます。これはUI/UXや仕組みを改善する力になります。そして、医療や福祉の領域でデータを蓄積して仕組みを作れば、海外へ輸出するAIビジネスのキラーコンテンツが生まれます。どの国も人は必ず老います。尊厳も大切です。けど、生成AIの使い方を教えて質の高いデータを集められる国は限られるはずです。

高齢者は死を待つ人々ではなく、歴史であり、彼らも社会の一部です。そう考えると、事件は被告個人の問題にせず、ご家族や、被告の周囲にいた医療や福祉の関係者の責任で終わらせず、氷山の一角の重大な事件だと思えるのです。

経験則なのですが、真面目な人ほど思い詰めて、自死や無理心中を選ばないですか?
夭折した私の父がこのタイプだったから、ひと事とは思えなくて。


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