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SNSで比較しやすくなった現代の必需品、自分を潰す比べ方を避ける方法

結論:

人と自分を比較し辛くなることは普遍的な悩みだけれど、ネット社会以前は見えなかったこともSNSを通して見えてしまうから、意識して対処することが重要です。自分の心身を壊さない形で、「だから私も頑張ろう」と思う以外の比較はお勧めしません。

引用:

10代は、欲求や感情を司る大脳辺縁系の成熟が先行するのに対して衝動性をコントロールする前頭前野の成熟は本格化しておらず、リスクのある行動をとってしまいやすい時期といわれています (4)。

SNSが10代のメンタルヘルスに及ぼす悪影響とは 米公衆衛生のトップが勧告 #令和の子 #令和の親(森山沙耶) - エキスパート - Yahoo!ニュース

RSPH報告は、SNSがたばこやアルコールよりも依存度が高い可能性があり、過去25年間で心の健康を患う若者が7割増えていると指摘。10人に7人がネットいじめを経験したと話しており、若者の心の健康問題を「SNSが悪化させているかもしれない」と懸念を示す。

「若者の心の健康に最悪」なSNSはインスタグラム=英調査 - BBCニュース


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個人的なことですが、30代で結婚を前提に5年交際した方との破談を経験しました。苦しかったです。未来が失われたような気持ちに陥りました。とくに、駅近くで幸せそうな同世代の家族連れを見かけるたび、胸が痛みました。

しかし、この感情は克服しました。無意識に羨ましく感じるのは、「ずるい」と思っていると仮定して、相手の見えない苦労や努力を想像しました。「きっと知らないところで大変な試練を乗り越え、努力が実ったのだろう」と考えることで、「良かったですね」と心から思えました。この練習から、頭から外に出すことを学びました。

現代は、SNSを通じ世界のトップクラスの人々と簡単に比較できます。例えば、K-POPのBTSやNewJeansのように。

彼らは幼少期からのトレーニング、才能、容姿、で勝ち残り、スターになった今は、周囲にチームがあり、知恵も資金も集まります。SNS上ではその輝かしい一面しか見えません。特に若い世代にとって、これは大きな落とし穴になるでしょう。

人生の一部にスマホがあり、逆ではありません。私が学生だった平成初期はネットが無かったから、「クラスで3番目」で十分に居場所があり、そこから成長できました。クラスで3番目を飛ばして、いきなり世界一になろうとするのはリスクが高いです。結果も出ないし、努力もできません。すると、クラスで3番目を堅実に取りに行く同級生が有利になります。目標は高く、積み重ねは地道にがオススメ。


まとめ:

比較の否定ではなく、自分を壊さない範囲で前向きになれるような、自分にとってのスパイスとしての比較の仕方を学ぶことがコツです。慣れると、ドラゴンボールの悟空みたいに、周りが凄くてもワクワクするようになります。どうやれば、自分が伸びるか知っているからです。

具体的な実践方法として:

  1. SNSの時間を決めよう。決められない場合は、アプリを使わないのも知恵です。

  2. 定期的に信頼できる人と、何でも話し合う時間を持ちましょう。

  3. 日記に、夢と、目標と、出来たことを記録しましょう。

  4. 定期的に今の自分に出来ることを整理しましょう。

  5. 無意識に比較していることに気づけたら、私のケースのように、根拠になる部分を探して起こりにくくしましょう。

こうした取り組みを通じ、他者との不毛な比較から解放され、ご自身の時間を取り戻されることを願っています。


参考にどうぞ:


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