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クロームブックに「Pinta」のインストールを試みる

●「Pinta」を試す

以前、画像編集ソフト「GIMP」を入れたが、これがまた使いにくい。
で、もっと手軽な『Pinta』とやらのインストールを試みた。

結論から言うと、クロームブックと「Pinta」は相性が悪く駄目であった。
折角なので、参考までに作業記録を残しておく。

●パッケージの更新/アップグレード

・パッケージの更新

$ sudo apt update

ターミナルを開き、まずはパッケージの更新。

・パッケージのアップグレード

$ sudo apt -y dist-upgrade

パッケージをアップグレード。
「dist-upgrade」は臨機応変に新規追加や削除もしてくれる。
結構時間が掛かる。

●notesalexpリポジトリの追加

Debianの標準リポジトリには「Pintaが無い」
https://notesalexp.org/ にて、配布されているので追加する。

$ cat /etc/os-release

OSの情報を見てみる。
Debian 11 (bullseye) となります。

●ホスティング情報を追加する

/etc/apt/sources.list」は、本来、公式リポジトリのホスティング情報が記述される場所です。

よって、sources.list.dディレクトリ内に、notesalexp用のファイルを作成し、そちらに書くようにします。
/etc/apt/sources.list.d/notesalexp.list」にしましょう。

$ ls /etc/apt/sources.list.d

sources.list.dディレクトリの中身を見る。
cros.list のみの模様。

$ sudo touch /etc/apt/sources.list.d/notesalexp.list

※sources.list.d の権限上、sudoを付けてます
notesalexp.listを作成。

$ sudo sh -c 'echo deb https://notesalexp.org/debian/bullseye/ bullseye main>>/etc/apt/sources.list.d/notesalexp.list'

↑何か折返しがされないので、右スクロールで続きを見てください(若干長いです)

notesalexp.listにホスティング情報を追記。
debian 11の場合は「bullseye」となります。

$ less /etc/apt/sources.list.d/notesalexp.list

一応、中身を確認します。

●apt-keyを追加する

$ wget -O - https://notesalexp.org/debian/alexp_key.asc | sudo apt-key add -

notesalexpのapt-keyを追加します

●「Pinta」をインストールする

・パッケージの更新

$ sudo apt update

一応、再度パッケージの更新。

$ sudo apt-get install pinta

インストールします。

インストール完了。

アイコンもある

起動出来ました。

●Snapd版を試す

… が、しかし落ちる。
画像編集し、例えば赤枠四角を付けようとすると落ちる

よって、安定しているといわれているSnapd版を試すことに。

$ sudo apt install snapd

snapdをインストール。
これは、Snapdパッケージ管理デーモンです。
Snapd版パッケージのインストールが出来るようになる … 筈だった。

$ sudo snap install pinta

Snapd版Pintaのインストール。
エラーとなり失敗

Users on OpenVZ/LXC need non-snap instructions

OpenVZやLXCの仮想環境では駄目っぽい。

$ systemd-detect-virt

確認してみると、思いっきり「LXC」ですね。
て事で、Pintaは諦めるものとする。

他の画像編集ソフトを探しますか🎨

【辛島信芳の著書】
IT技術などに興味のある方は、是非ご覧になってください。

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