共に生きるということの意味
前回に引き続き、Giftとして助成金を交付したNPO法人SUPLIFEの紹介ブログです。
第1回はこちら
第2回はこちら
どうしても直接お会いしてお話ししたかった、
SUPLIFE代表の美保さんと、
会う機会をいただきました。
SUPLIFE設立の想いや、
今後どのような社会を創っていきたいのか等を、
伺うことができましたので、
こちらにまとめさせていただいています。
障がいのある子もない子も楽しめるイベントにしたい!
まずは、今回のイベント
「みんなで一緒にうたって踊ろう」にかける想いを聞いてみました。
写真からも伝わってくると思いますが、
「みんなで一緒に、うたって踊ろう」のイベントは、
とても明るいイベントです。
一般的な福祉系のイベントは、
理解や協力を呼びかけるシンポジウムや
当事者同士で話し合うものが多い印象です。
もちろん、それはそれで大切なのですが、
シンポジウムは少し難しい印象を持ちますし、
当事者同士の回にはクローズドにすることで
親密な場を提供することに価値があるため、
なかなか一般の方は参加することができません。
それは、SUPLIFEがそして美保さんが共生社会を実現するためには、
もっと敷居の低い、開かれた場を実現したいと考えたそうです。
本当に誰もが楽しめるイベントを作りたいと言う想いから、
美保さんが個人的に5年前からこのイベントを企画し
スタートされたそうです。
そして、今回はNPO法人としての記念すべき1回目のイベントとなりました。
イベントには、前回のブログでも紹介したように、
障がいのある子もない子も、
ママもパパもおばあちゃんもおじいちゃんも
兄弟姉妹も親戚も友達も
区長さんも議員さんなど、
様々な人が参加していました。
まさに共生社会の縮図のような、
参加した人全員がその場で、立場を忘れて、
歌とダンスを楽しめるイベントでした。
胸がチクッとする感覚を受け入れる!
障がいのある人や世間でいうマイノリティーな方に会った時に
見てはいけないと思わず目を背けてしまうことがあると思います。
胸にチクッとする感覚。
これは差別や偏見ではなく、
あなたの優しさだと感じてほしい
この胸の痛みは優しさなんだと知ることで、
障がいのある人もない人も共に生きる仲間であることを
再確認できるきっかけなのではないか?
とお話しされていました。
自分とは違う人がいることが、
自然と受け入れられる社会を願っていることが
とても伝わってくるお話でした。
安心して参加できる場を提供したい!
SUPLIFEがこの活動を続ける上で
大切にしたいこととして、
「みんなが楽しめることと明るいこと」をあげられています。
それは、SUPLIFEのイベントの企画にも、
ホームページやチラシなどにも現れています。
実際に、ホームページはとてもおしゃれできれいです。
https://www.suplife.or.jp/
そこからは、様々な立場の人が楽しく笑顔で過ごす
シーンが表現されています。
「みんなで一緒に、うたって踊ろう」のゲストに、
カーヴィーダンスのカリスマトレーナーの
樫木裕実先生をお呼びしているのも、
会場全体が一つになって、
共生社会をさらりと体感するイベントにするには、
樫木先生位の実力のある人でないと難しいという話を伺いとても納得しました。
https://www.instagram.com/p/B0s-nJkBTbv/?utm_source=ig_web_button_share_sheet
今では協力したいと言ってくださる著名な方が
増えてきているというお話を伺い、
それもSUPLIFEの活動の明るさが影響していると感じたのでした。
SUPLIFEの共生社会という考え方は
福祉のあり方を根本から変える取り組みとも感じました。
今後は「うたって踊ろう」を全国展開していくことも
視野に入れて活動を広げたいという熱い想いを伺い、
ますます私たちGiftとしても応援し続けたいと感じた時間でした。
準備から助成金の申請及び開催までの期間、
本当に大変だったと思いますが、
このような素晴らしいイベントを開催されていることに、
本当に頭が下がります。
そして、夏休み中のお忙しい中、
お時間を取っていただき、
インタビューを受けていただいたことに心から感謝しています。
今後のSUPLIFEさんの活動と、美保さんの夢の実現を心から応援しています。
こちらのSUPLIFEへの寄付はこちらのリンクからお願いします。
https://syncable.biz/associate/SUPLIFE/donate/?fbclid=IwAR2XixAtoruWPrk2huFssOpW0kwG8EwvvQL2YImi0QdCarj_QmmVdCx9B7k
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