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もしも、本屋を開くなら…

 以前、テレビかネットか何かで子ども(小学生まで)しか入れない洋菓子店というのをみた。
 私が、子供の頃だったらすごく行ってみたいお店だし、いつか自分のこどもを行かせてみたいとも思っている。

 メディアパルさんの企画、「本屋さん開店します」の企画を見て、もし本屋さんを開くなら…

と、想像してみた。

店名:「ころぼっくる」
入店資格:小学生以下であること。
入店時の注意:少なくとも100円は持参のこと。
本の種類:児童向け絵本から漫画など日本に留まら     ず、世界のこども向けの本を取り揃えている。

 ある日、ひとりの女の子が入店してきた。
女の子は、沢山の本の中から不思議の国のアリスの仕掛け絵本へ…絵本を開くと、絵本を置いてある棚が横に移動して小さな隠れ扉が現れる。
 おそるおそる扉の中へ入ると、私を食べてと書かれたクッキーや、小瓶に入った飲み物、キノコ型のチョコ、カップケーキ、マカロンなどのお菓子が入ったショーケースが置いてあり、100円で3つまで好きなものが買えるらしい。
 女の子は、クッキー・マカロン・飲み物を手に取り、持ってきた100円でお買い物をして、嬉しそうに帰っていく。

 また、ある時は男の子がおむすびころりんの本を開けると本棚が開いて、襖戸が現れる。
 おそるおそる開けると、梅干し、おかか、鮭などの沢山のおむすびとチーズがショーケースに置いてあり、男の子はおかかと鮭のおむすびとチーズを100円で購入して嬉しそうに帰っていく。

かと思えば、別の日には女の子が宝石の図鑑を買いにやってきた。レジで、本とお金を渡すと宝石の絵のが書かれたしおりをサービスでくれるという。
 しおりは、透明で色んな宝石の絵が描かれている。陽の光にかざすと色が透けてとってもきれいな影が本に落ちる。

また、本屋の一角には、自分の持ってきた読まなくなった本と他の誰かが置いていった本を交換できるリサイクルコーナーも設置されている。(交換は一冊まで)

新しい本を買ってもいいし、自分の読まない本と知らない誰かが置いていった本と交換してもいい。

ワクワクと驚きがつまった本屋さん。
こんな本屋さんがあったら楽しいだろうなぁ。


メディアパルさんの企画に参加いたしました


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唐笠イズ
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