怪我の功名 その4 怪我の経過具合

ずっと痛い

5月半ばにまず右脚が痛み始めました。
最初、それはストレッチのやりすぎか、慣れない自転車漕ぎをして筋肉痛になったのか、と簡単に考えていましたが、一週間たっても痛みは引かず、そこで丁寧さがなかったのか、無理をしたのか、痛みは強くなって、何もしていなくても痛みがあり続ける事になりました。

この頃からでしょう、常に痛いのでなかなかじっと止まって集中する事も出来なくなり、ノートや稽古録など、少し長文を残す事が出来なくなります。
稽古自体は怪我があっても、いや、むしろそのおかげもあって、進んでいたので、ツイッターでのつぶやきというか、連投は続いていたはずです。

運転は脚に負担がかかる

あぁ、そういえば、痛みが出始めてちょうど、ピークだった頃、つくばに稽古に行ってました。愛知県からは500キロぐらい。車の運転はどうしても、姿勢が固まりがち。今思うと、この長距離ドライブで脚をじっと固めたのはちょっとまずかったかなぁ。
ただ、そこで完治を遅らせたからこそ、怪我の功名というか、回復具合までも観察が出来たのですから、本当に、これは良かったことだらけです。
ただ、日常生活が不便になっただけです。

歩けない日が来るだなんて・・・

脚が痛くても、痛い痛い、とじっとしているのも嫌なので、家族ともそれなりに遊びに行き、楽しみました。
ただ、歩くのが大変なんです。全然、間に合わない(笑)。ひょこ、ひょこ、とこっちは一生懸命遅れないように歩きますが、どんどんと話されます。何メートルかを歩くと、その後、少し休憩しないと歩けない(笑)。

いやー、これは稽古だ!と心喜んでも、家族はそれを良しとしません(笑)。
病院に行け、と言わんばかりですが、こちらとしてはまぁ、その辺りはいい加減。のらりくらりと交わしてました。

自己治癒を感じる

ただ、気持ちが変わったのが6月半ば。脚を傷めて一月ぐらいの頃です。
じっとしていても痛かったのが、おとなしくしていれば平気になりました。明らかな前進(笑)。
そこで考えたのは、この状態をまず見てもらおう、と専門家のところへ。
考えてみれば、治癒を得意とする専門家の稽古仲間はたくさんいました(笑)。

そう思い立ち、いつも、熱田稽古で会場を貸してくれている接骨院へ。もう、何年か、ずっと稽古をしている人。私よりも若く自信に満ち溢れた先生に診てもらいにいきました。

わかってはいましたが、そこでけちょんけちょんに言われます(笑)。
長年の積み重ねであちこち、特に仙骨周りがカチカチなようです。一通り、みっちり調整してもらうと、痛みは残りますが、脚が軽くなりました。

低レベルな私の基礎能力

言っておきますが私の身体のレベルは超低いんです。いろいろと独自に術理を作り、変わった事が出来るようになったので誤解もされますが、基本的な肉体的能力は超低い(笑)。
肩が固いので、背中で手はつかないし、股関節回りも固く、胡坐もたいへんなほど。だから、ストレッチで筋を伸ばし、こんな目にあっています(笑)。

私が伝えている稽古法はもともと持っている肉体的レベルを問いません。
むしろ、低い方が新たなものを発見できる豊かな土壌だ、と言えるぐらい。
骨盤が固く、前傾などとてもできないから、仙骨には負担がかかりっぱなし。これを何十年としてきたのです。

仙骨の裏を見つける

今回、強い痛みがある中でプロの診断と調整を受けました。
痛みが強かった分、ビフォーアフターがはっきりとあったのかもしれません。
仙骨が軽くなったの事で、なんと、「仙骨の裏」の感覚が出てきました。仙骨を裏に意識する事で自然と生まれてきた動き、これが実に凄い!自分で言っちゃいますが、こんな動き方が自分、いや、人間は出来るのか、と。

ただ、それに気づき、一月弱。人間にこれが出来る!というよりも、昔の人たちはこれを当たり前に生きていたに違いない、そう思うようになっています。

少し長くなりました。
この続きはまた、次回に。

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