日本語をAT視点で考える
レッスンをしていて
日本語ってよくできてるなあと思うことが
ちょくちょくある。
例えば、
Neck, Wrist, Ankleは、
固めずに、そして同じような考え方で扱うんだけど、
首、手首、足首と、
全部、首がつく箇所。
調べると、「首」には頭部を意味する場合と頸部を意味する場合があり
この場合の「くび」は「頸部」を意味する「首」で
「くびの部分。また、ものとものをつなぐ細くなっている部分」
のことを指し示す。
いずれにせよ、この意味での「首」がつくところは一様に固めてはいけない。
あと、腰掛け。
椅子に座ると考えると、お尻が椅子についた瞬間
腰が落ちて椅子に座りきってしまう人が多いと思うんだけど
レッスンで行う椅子に座るという状態は、腰を掛けること。
座り込むことなく、立っている時と同じ体全体の使い方で
椅子に腰を掛ける。
腰掛けという言葉が生まれた時代の人は
ただ腰をかけた状態で座ることができていたんだろうな。
日本語ってよくできてる。