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施術家になったきっかけは「足の爪」でした!

施術家になってから早15年は経ちました。
初めは何もわからずに、ただただ人体のこと、筋肉のことを追求してきましたが、いつしか、心のことや魂のことにも探求の幅を広げていきました。そんなに発展するなんて、当時は考えもしませんでしたが、誰にだって初めてのことがありますよね。
そんなきりやあつこの施術家になるきっかけは果物でした。

果物を「知った」衝撃の始まり


当時、すでにこの体を使って40年近く経っていたのに、全く自分の体のことがわかっていませんでした。興味なかったといっていいくらい、何のケアもしていませんでしたね。

食事にしても、それまでは普通にインスタント食品を常食していたし、電子レンジも当たり前に使っていたし、どちらかというと果物や野菜といった自然なものが大嫌い。特に果物は剥くのにも手が汚れると思っていて、自分からは率先して食べませんでした。

施術家になるきっかけは、その1年くらい前に手に取ったナチュラルハイジーンについて書かれた本。アメリカ発の自然食事療法であるナチュラルハイジーンは、主たる食べ物が果物でした。その次に多いのが生の野菜。朝は果物オンリーで、昼と夜は3分の2が生野菜で残りの3分の1が炭水化物やタンパク質。加工食品は基本的になし。

初めて読んだ時には、まず食費のことが気にかかりました。
ドラッグストアに行けば惣菜パンやインスタント食品、レトルト食品などが売られています。それを食せば1回100円で済ますことだってできる。
でも、果物や野菜はとても高い印象だったんですね。
そんなの食費がかかりすぎる!!!!!
本を紹介してくれた友人に、相手の気持ちも考えずにメールしたら、2度と返事をくれなくなってしまいました。彼女はただ、良かれと思って教えてくれただけなのに。

それでも何かが気になって、本を読み進めながら、翌日の朝のために果物を買ってみました。それを食した時の翌朝の感動。背中にのしかかっていたものがなくて、とっても軽かったんです!
例えば惣菜パンを食べた時に感じる胃もたれ感がない。
たった1回食事を果物に変えただけで、体が軽くなるなんて、とても衝撃的でした。
なので、はまったんですよね、ナチュラルハイジーンに。

ピンクの爪の衝撃


それから半年ほど、隣近所に新鮮な野菜や果物が並ぶスーパーがあったこともあり、次第に食糧庫の中身が変わっていきました。
その日に食べるものはほとんどその日に買って調理するので、冷蔵庫がいらないほどでした。電子レンジも使わなくなり、いつしかドラッグストアにもいかなくなりました。

もう一つ変わっていたのは、余計なものが部屋から消えていったこと。
調味料や何かも、だんだんシンプルになっていったので、スペースがそれほどいらなくなったのにも驚きました。
スペースを取っていたレトルト食品などの在庫もいつしかなくなり、棚がスッカスカになる喜び!満たされた感さえありましたね。

そして6ヶ月ほどたったある日、お風呂に入っていました。
ふと目にした足の爪。
とても綺麗なピンク色なのです。
それまでの私は、顔色は悪いし足の指先も血行が悪いのかドス黒く、よくそれで医者に行かないもんだというほどでした。昔から医者嫌いでしたけどね。

で、この日、足の爪が綺麗なことに気づいたのですが、変えたのは食習慣だけでした。しかも、半年ほど前に。

それしか考えられなかったので、食事を変えるだけで、本当に体は変わるんだなとこの時初めて実感したわけです。

施術家になるという衝撃


でも、慣れてくるんですよね、体というやつは。
悪ければ悪い方に、よければ良い方に、体はいくらでも順応します。
半年前までは体調最悪だったのは悪い方で順応していたからで、半年かけて体を変えていったら血行が良くなって体の中の回りが良くなったのです。良い方に順応したんですね。その結果、足の爪は結構良くピンク色になったのでした。
とはいえ、そんな仕組みは、当時全く知りませんでしたし、興味もなかった。

でも、何かすれば楽になることには気づいていたので、少しは体のケアをする方に意識がむき始めていました。

しかし、どうしたらいいかわからない。

とりあえず、近所の整体院へ駆け込んでみたものの、すぐには直してくれそうにありませんでした。

それで、手当たり次第安く治療してもらえそうなところを探していたら整体学校に出会って、即入学してしまったという経緯があります。

整体院で治してくれないなら、自分で治せばいいんじゃ?
その方が安上がり!という発想だったんですよね、単純すぎる。

通ってみたら、筋肉大好きな自分を発見しました。

鉄棒ってできます?
私、いまだに鉄棒できないんですけど、今まで、全く体を使って何かをするのが苦手だったので、人が3ヶ月くらいで習い覚えるのを1年かけて技術を習得したほどスクールには通い詰めてました。

その間にアーユルヴェーダを知ってインドに短期留学したり、初めてヨーガと瞑想を知ったり、現在に至る伏線は多く拾った1年でしたね。

これが、私が施術家として今に至るきっかけです。

今では全く違う施術方式ですけど、体の楽な使い方はこのスクールで習い覚えました。
だから今、楽な生き方・考え方をお伝えすることができるようになっていると思います。
とても感謝しています。

結論


こんな施術家きりやあつこはどんな人か?
それはこれから順次書いていきたいと思っています。
そうすることで、人生何とかなるもんだなということを知ってもらいたい。
人生は楽に生きていいんだよって、思ってもらいたい。

今日はこの辺にしておきます。


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