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ドラマ・映画感想文(49)『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』(第1話)

公式サイト:https://www.nhk.jp/p/berabou/ts/42QY57MX24/

※ネタバレなし

「TSUTAYAの創業者=蔦屋重三郎」かと早合点していたら、直接の関係は無いらしい。

私の浅学ぶりはこのように全く恥ずかしいレベルで、明治以降はそこそこ勉強したものの、それより前は一般常識すら危うい。小学生にも負けるかもしれない。

つい最近、背伸びをして島崎藤村『夜明け前』を読んだ。とても感銘を受けたが、江戸時代に関する基礎知識の欠落を痛感。遅蒔きながら、新書や図説入り解説書などを読んで勉強中。

そこで、ちょうど江戸時代を扱った今年の大河ドラマを観ることにした。半分以上勉強目的で。

これまでほとんど大河ドラマを観たことは無く、辛うじて2021年『青天を衝け』と、2012年『平清盛』くらい。前者は明治時代の話で私の関心領域だったためリアルタイムで視聴、後者は単に推しの松雪泰子さん目当てで最近鑑賞(→感想)。

・・・・・

さて、とりあえず第1話。

まだこの時点では面白いとも面白くないとも分からない。そもそも、ついていくので精一杯。基本的な時代用語で躓く。こうなったら蔦屋重三郎の評伝本でも読んで予習することにしよう。

ドラマ・時代劇という観点では、俳優の声が気になった。『平清盛』を観たときにも思ったことなので、その感想投稿から一部転載。

俳優さんによって声に対する配慮の違いが三者三様だった。

①いつもどおりの声で、明らかに違和感がある人
②いつもどおりの声が、作品の時代感に合っている人
③いつもとは違う声色を使い、作品の時代感に合わせている人

①は一部の若手だけでなくベテランにも若干。当時の人々は、実際には芝居がかった声でなく現代人同様普通の声をしていたんだろうけど、それでもやはり映像の中では雰囲気ある声を出してくれないと、没入感が損なわれる。

今回も同じことを感じた。特に①については、ベテラン・中堅クラスの出演者にも、声がいつもどおりのため違和感のある人(その声の持つその役者さんのイメージが強すぎる人)が何名かいた。

そう思うと、②か③かは別として、渡辺謙さんはさすがだった。言うまでも無いことですが。

若手では、花魁役の小芝風花さんが、声色も話し方も良かったと思う。周囲を睥睨する目つきなども。

・・・・・

最終回までついていけるかどうか定かでないですが、冒頭に書いたとおり勉強のため、できるだけ観続けるつもりです。

感想の投稿は、毎回でなく何話かごとの不定期更新になると思います。よろしくお願いいたします。

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