さめる
得意氣に唸つちやつてさあ
雜音消去のヰヤホンで何から守れると御思ゐですか
一緒に狹ゐ浴槽で呼吸を分けあふ
ぢつとり汗ばんだ背中はひんやりしてゐて
冷ゑ性な私より先に、夏の訪れを感じてゐた
本日の晩御飯はラムネで御坐います
バタアとマアガリンはべつもの
チヰズはくせものぢやあ であへであへ
うなじに開けたピアスが痛む
記憶にこびりついた頑固者はお掃除
いややつぱり幻肢痛だつたのかも
困つちやふのヨ
私は聖人ぢやないの
君のことを救へないの
なんたつて氣紛れ
身丈にあったこゝろを
<つらつらと浮草> たっぷりと抱かれているような気持ちにボタン一つでさせてください サポートしていただけますと、セルフ返歌いたします