Bard君はGoogleレンズで写真を認知することができるので、この点においてはMicrosoft BingアニキよりもAIとして優秀です。
ただ、人物の写真は苦手のようで、人の写真をアップロードすると
とのつれない返事が返ってきます。
でもですよ。回答欄右上の「他の回答案を表示」ボタンをクリックするとちゃんと答えてくれるんですね。
これ、ずっと、おかしいなぁ~おかしいなぁ~(稲川淳二風にお読みください)って思ってたんです。
そこで、Bard君にその理由を尋ねてみました。
「さきほど人物の写真をアップロードしたところ、あなたから『人物の画像についてはまだ対応していません。ご理解いただけますようお願いいたします。』との回答がありました。」
さあ、ここから本題です。
「この際、『他の回答案の表示』をクリックしたところ、ちゃんと回答してくれました。なぜでしょう?」
えっ?ちょっとまって。Bard君が考えた回答じゃないの!?
話は意外な方向へ!
「『他の回答案の表示』で示される回答はあなた(Bard)が考えたものではないという理解でよろしいですか?もしそうであれば、実際に回答したのは誰ですか?」
えー?同じGoogle内で答えているからいいだろってことかい?
みんな絶対Bard君が考えた回答だって思うよね。
「『他の回答案の表示』の回答がBardが考えたものでないならば、Bardは『他の回答案の表示』の回答に責任は持たないということですか?」
責任取らんのかーいっ!
ちょっとまっておくれよ!
それじゃあまりに無責任じゃないの?
「『他の回答案の表示』をクリックする利用者は、当然Bardが新たに回答を考えてくれると思っています。それなのにその回答にBardが責任を持たないというのは、あまりに無責任ではありませんか?」
正直っちゃあ正直だけどさ。ヤバいでしょ、それ。
あ、でもそれって写真の分析に限ってのことかもしれないよね。
「『他の回答案の表示』の回答はBardが考えたものではないという事実は、写真の分析に限定したことですか?それとも全ての場合に該当しますか?」
あれ?ということは、Google内の他のAIチームによって開発された AI モデルの方がBard君より優秀ってことじゃないの?
Bard君、大丈夫?
ちょっと心配になってきたぞ。
Google AIの代表の座を身内の他チームに奪われちゃうんじゃない?
Bard君、頑張れよ!応援してるぞ!(叱咤激励)
※2023/10/10
タイトルを「【衝撃の】GoogleのBard君、無責任男だった【結末】」から変更しました。