おしごとファイル④面接で落ちたバイトたち(野球編)
高校時代、バイト禁止な高校だった。
隠れてやってた子も居たけれど
高校が近所過ぎて近所に先生もたくさん住んでたし
スポーツ特待で入ってるのでまさかやれる訳もなく。
大学に入ってやっとはじめて色々やったアルバイト。
でももちろん面接で落ちたものや辞めたものもいっぱい。
そのうちのひとつは
・プロ野球のボールガール
プロ野球が大好きで何かのアルバイトやりたかった。
でも歩合制の金額が見えな過ぎて売り子は何となく避けてた。
ボールガールは新聞で見つけた母が教えてくれた。
で履歴書送ったら
「書類審査通りました」みたいな通知が届いた。
全然審査とか知らなかったからその時点で驚き。
「次回は面接実技試験です」という表記にも驚き。
慌てて大学の男友達からグローブ借りてちょこっとキャッチボール練習。
おそるおそる行ってみた試験会場。
アルバイト面接来た感覚の私とはまったく異なる
「このためにこれまでに全単位取得したので
全試合活動可能です!!!」
とか
「ずっとソフトボールやってるので
ボールの扱い慣れてます!!!」
とか
「大学近所なのでいつでも来ます!!!」
とか意気込みと前向き加減半端なかった…。
次大学2年生で単位いっぱい残ってて
なんなら緩くても体育会の部活入ってて
更に大学から球場までどんなに頑張っても1時間近く…
私…何故この場に居るのか逆に意味不明じゃないかと。
実技試験は
駐車場でゴロとかワンバウンドの球拾ったりトスしたり。
おそらくボールボーイががっつり動くから
女性側は基本動作でよさそうだった。
てことで、もちろん落ちた。
けど「そういう世界ってあるんだ」ていい経験。
そしてコレもその数年後。
この球場の別のところでアルバイトをすることになる。
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