検索するコツは観察すること
これからは「検索力」が重要だ、という話をちらほら見かけます。
膨大な情報の中でなんでも調べられる能力、ということ。
知らないことを調べるのって実はなかなか大変な作業ですよね。
今ではグーグルでポチッとすればたいていのことは調べられますが、時々「なんて調べたらいいの?」と思うことはありませんか。
いろいろ調べていくうちにコツみたいなのを掴めた気がするので思うように調べられないという方に向けてちょっと書いてみます。
それ独特の要素を見つけること
調べる=検索ワードに文字を打ち込むには言語化が必要なんです。
そして、言語化するには観察が必要です。
言語化や観察、といってしまうと硬く感じるけど、要は他のものとどう違うかを知ること。
調べたいものの特徴が言語化のヒントにもなるし、検索するときのワードにもなります。
会話の中でも「ほら、なんだっけアレ」だけだと範囲が広すぎて話が進みません。
「ほら、このまえ肉焼いた時に使った…なんか人気のスパイスのやつ」
みたいにわずかな特徴だけでも伝えると相手の脳内で何かにひっかかるかもしれないので、なんでもいいから言ってみるのは結構効果があったりします。
ちなみに肉のスパイスは『マキシマム』のことです。美味しいので試してみてください。
まずは調べてみる
一発で答えが出ないとわかっていてもとりあえず調べてみる。
そこは面倒くさがらずにやりましょう。
カプラジャパンのアトリエには観葉植物が2種類あります。
それぞれ育て方も違うはずなので調べないといけないのですが、名前がわかりません。
そんな時に観察して言語化する力が必要になります。
まずは1つ目、大きい葉っぱが付いていて、幹が三つ編みになっています。
詳しい方はこれだけでわかるかもしれませんが、ぼくはわからなかったので調べます
「観葉植物 三つ編み」
これは一発で出ましたね。
パキラでした。結構見かけることはあったのですが、名前は知りませんでした。
三つ編みの観葉植物はパキラの可能性が高い。これで1つ賢くなりましたね。
そして2つ目、幹がくねくねしていて、小さい葉っぱがびっしり付いています。
もう少し特徴が欲しいので観察してると、夕方になると葉っぱが閉じました。
「観葉植物 葉っぱが閉じる」
はい、こちらもわかりました。
エバーフレッシュです。こちらは見たことなかったので苦戦しそうでしたが、すんなりと調べられましたね。
今回はどちらも一発で調べられましたが、どんなものでも上手くいくわけではありません。
なんでも良いから一回調べてみると、その検索結果で新しく観察するポイントやキーワードが見つかる場合が多いです。
検索だけじゃなく、人と話す時も「上手く言えないけど、こういう感じにしたい」とわずかでも言語化していくことで、意思疎通にもコミュニケーションにもなります。
検索力を鍛えるには、まずは対象の観察からはじめてみましょう。
そして、面倒くさがらずになんでも良いからまずは調べてみるのが向上のコツです。