鬱からの脱出!⑰(終)
私は彼と付き合うことで、
環境を変えても治らなかった鬱から脱出した。
その時に気づいた。
大人なってから、
毎日こんなお腹痛くなるまで、
笑うことあったっけな??
無かったなって。
彼と付き合って笑わしてくれることで私が辛かったのは、
笑いすぎて息ができなくなってるにも関わらず、
さらに笑かしてきて呼吸できなくて、
苦しくなること。
一見楽しそうに見えるけど、
楽しいけども一大事。
一応、ちゃんと一言言う。
「笑いすぎて息できへんから一旦電話切るわ」
「なんでやねん笑」
とか聞こえるけど、お構いなしに切る。
なぜか私は笑いすぎたら、
単純なのか笑いながら呼吸ができない笑
このままでは幸せだが死んでしまう。
なんでこの人こんな面白いの。笑笑
そんな毎日を過ごしていって、
お笑い芸人さんたちへの考え方も変わった。
自分が面白いから芸人なった人もいれば、
私みたいに心が病んだ時に笑いってどれほど大切かを知ってる人なのかもしれないなって。
人を笑わせれるってとても素敵なことで、
人は笑うと多かれ少なかれストレス軽減されると身をもって体感した。
ずっとそばにいた過去の悲しい出来事たちから、
今の目の前の面白い出来事に私は注意がそっちに行く。
それが毎日。どんどん辛い過去が遠ざかる。
もう目の前は辛くないのにずっと苦しめてきた過去たちを手放すことが彼のおかげでできたのです。
こんなに面白い人に出会えたのは奇跡で、
仲良くなれたのも付き合えたのも奇跡で、
彼のスタンダードな性格が私にとって心のリハビリというか、悪く言えば荒い治療になった笑
人間って笑うとこんなに元気になるんだ!って。
私も辛い人を引っ張り上げれるような人になりたい。
この時強くそう思った。
彼の明るさはつられてこっちも明るくなってしまう。
大人になって真面目に仕事しないといけない中で、
心のうち話せる人も少なくなってきて、
新しい友達とかもなかなか同じ会社に勤めていてできることもなく、
時には怒られ、時には苛立つようなこともあるでしょう。
それがベースで普通に仕事行って普通に帰ってきたいだけなのに、
余計な一言を言う人、自分が悪いけど上司に責められて自己嫌悪だったり、萎縮してしまったり、自分の気持ちを外から下げられることって、
割と簡単だと思う。
だけどその逆は難しい。
あのタイミングで出会えて、
慢性的に私を笑わせてくれて、お互い楽しくて。
そんな毎日だったら、きっと病むこともないんだろうと身をもって知った。
今回の鬱で学んだのは「笑いの大切さ」だった。
仕事で約8時間真面目に過ごして、8時間寝る。
残りの時間でどれだけ笑える??
受けたストレス軽減させれる??
ストレスはやっぱり溜めちゃいけない。
どんどん重くなっていくから。
私みたいなケースはごく稀だと思う。
人に落っこちた穴ぼこから引っ張り上げてもらった。
地上で立てるようにまでしてもらった。
私が病んだことを口にした時に、
「そんなことよりさ、今日俺さ!」
話をすり替えて、悪く言えば話を聞いてくれないのだが、
結果的にそれでも笑わせてくれるから、
元気になっていった。
鬱は、主に人と人が関わることで起こると私は思っていて、
抱えたストレスをどう発散できるかによって変わってくる。
元気なあの人も、環境さえ揃えば陥る。
誰もが陥る厄介な病気。
気の持ちようとか言うけれど、
そんなことできたら体に症状出るほどにはならない。
気が持てる程度のストレスではないからだ。
筋トレとか食事とか生活習慣ももちろん関係あるけど、
一番大事なのは環境。
家族、職場、友達、恋人など、
みんなどこかで悩みを抱えている。
ストレスを感じている。
全部上手くいってる人もいるかもしれない。
でもそれは本当に運が良かったのだと思う。
どれほどに環境を自分で整えれるかが大事になってくる。
自分の我慢が後々に自分の首を絞めることになることも。
「私が我慢すれば上手く回る」仕事ではよくあることだ。
我慢せずにできるのであれば問題ないが、
我慢しないといけない時点で問題なのです。
ストレスがあるとわかっていて、我慢するのではなく、
ストレスが少ない、またはない環境に
身を置く場所を変えることができるのは自分。
自分の畑を耕す大事さも学びました。
私の経験が誰かの役に立つこともあるのかもしれないと思って、
ノートに書き始めました。
ほんとは10話くらいで終わらせるつもりでしたが、
長々ことここまできてしまいました。
これからは鬱以外にもいろんなこと書いていこうと思います✨
よろしくお願いします。
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