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兎角日記〜眠れる森の発達障害〜

こんにちは。
硫化カピバラです。
春に限らず、春夏秋冬
お昼寝は気持ちいいものですね。

発達障害の方は
睡眠に関する困りごとを
抱えている場合が多いようですね。

僕自身、ASDとADHDがありますが、
僕には過眠傾向もあります。
どれだけ寝ても、基本眠いです。

睡眠に関する困りごと、
と聞いて皆さんが想像するのは
不眠や、寝つきの悪さでしょう。
しかし過眠もれっきとした困りごとです。

眠いって怠けているように思われるので
理解してもらえないのも
困りの内です。

水泳の授業の後の午後の歴史の授業、
そういった眠気が慢性的にあると考えたら
わかりやすいかもです。

怖いのが仮眠をとっても
ほんの少ししか改善しないのです。
早寝しても、省エネ活動しても、
結局眠くなってしまって
昼寝が不可欠なのです。

学生時代は
朝起きる→学校→帰宅、即昼寝
といった感じでした。
そのスタイルを確立するためにも
母から理解を得るのに時間がかかりました。

母はどちらかというと
眠れないタイプだったので
余計理解が難しかったのでしょう。
加えて当時は、まだ僕に
何の診断も下っていないどころか
疑ってさえいなかったので、
ただの怠慢だと思われました。

理解を得る、というより
半ば諦める形で母は僕の昼寝を
許容しました。

後々発達障害であると分かってから
過眠傾向を指摘され、
ようやく母子共々納得しました。

僕自身も自分はダメな、怠け者だな、
と思っていたのですが、
それには仕方がない理由があったとわかると
少しだけ安心しました。

問題は何も解決していませんが、
捉え方が変わるだけでもここまで違うのか
と驚きました。

今では服薬により
平日や頑張りたい日はある程度
乗り切れるようになりました。
それでも連続服用3日目は
今でもきついです。

しかも副作用的に
薬を抜くと、どっと疲れて
死んだように眠ります。

この薬は基本的に頓服で、
この日はシャキッとしたい!
という時に使うものです。
ですのでやむを得ません。

休日はほとんど使い物になりません。
なかなか積極的休養の時間が
確保できなくてもどかしいです。

今日は短文の愚痴でした。
皆さんの周りに、過眠に困っている方がいたら
理解を示してあげてくださいね。

硫化カピバラ

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