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ボラット2 ハニートラップ
去年、アマゾンプライムで「BORAT2」を見た。この番組は、カザフスタン人のレポーターと称するイギリス人、サシャバロンコーエンが、アメリカでロケをして、笑いのめす番組。前作は数十年前、「ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」という作品で映画になった。
今回は、トランプ大統領にカザフスタンの文化スポーツ大臣の猿のジョニーを貢ぐことをカザフスタンの大統領に命じられて、ジョニーの檻に娘がいて、便乗していた。やがてボラットは娘と共にロケをしていくことになり、娘をアメリカの大統領に捧げることになる。
その話の中で面白かったのは話の後半、弁護士のジュリアーニに娘を捧げるハニーとラップを仕掛けに行く話が面白い。ボラットの娘がジャーナリストに扮して取材に行く。ジュリアーニは気さくに応じていた。娘セクシーに色気仕掛けしていく。ジュリアーニも誘惑されて事に及ぼうとしていた時に、ボラットが入って妨害して未遂に終わる。後日トランプは激怒したそうだ。
話は映画のみにとどまらない。今年に入って、大統領選挙の不正疑惑の話がネットに出てくる中で、アメリカ民主党のスウォルウェル議員が中国人の美人スパイにハニートラップにかけられていたことが発覚して、ボラット2で描かれてた話が現実のものになった。ブーメランとなって帰ってきたことにより。(情報元のリンク先は https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/63414)
もしボラット2を見ていて、民主党の人間が嘲笑っていたなら、この議員のハニーとラップの話はブーメランになって帰ってくることになる。基本的に誰も得しない。損得関係なく風刺していく筋になっている。笑えるが顔が引きつっていく。ドン引きしすぎて。