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種と個の関係 練習

種と個の関係。

個は種の中で生まれて、包括される。
その一方で、個は種に否定されるリスクを持っている。

この話は田辺元の「種の論理」による知識。

個は種に否定される。両者が対立関係にある。
個は肯定されてできる。ここでいう種は、種族、村の概念に近く共同社会を指す。個体はその中から生まれる存在。

個は種に否定されるリスクあるが、逆に個体の自己否定性による行動が種の社会性に働きかけを介して、個は種の仕組みを組み替える。その行動で生まれるのは普遍性である類。国家の体現ともいえる。

この種の論理は弁証法として構成される。
個‐種-類の並びで、種が個と類を媒介している。
種は特殊性と言われ、直接的な現象を作る。種から生まれた個は種に対して直接的に触れれない。触れるには捉えることを意識して接することになる。
個は種の現象性に即して関わる。種を円として考えると、個は種に対しその縁的な現象に沿って働きかかられてつながり、繋がる中で固体は自己の主体性を出して、種に働きかけていく。働きかけて種は類に止揚する。種は残るが。

会社員ならば会社によって、その存在性が肯定される。
しかし会社の命令に即して働くも、社員が会社に反論すれば、その主体性を否定されて、疎外される。ひどい時はクビになる。
個体性の死ともいうが、個体性は却って否定性を土台に働きかけると、会社の仕組みは変わると思う。リスクとしては爪痕残して去る事が多い気がする。
これを書くのは、昔いた会社にいた時の経験での事。上司のやり方に反発して、いきなりやめることが多く、気になった。それで種の論理を参考して考えた。

種の論理は、直接性の肯定、否定性によりなっている。
ここでいう直接性は種になる。種が肯定されるのは直接的な現象性をあらわにしている。否定性だと種の直接な現象を否定して、内在に圧縮させ、個体を作る事になる。ここでいう例は人間の存在を例にしている。

以上、種の論理を学んでのうる覚えの文章。

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