あなたもいままでの10倍速く本が読める
※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です
はじめの一行
10倍本
本書が紹介する「フォトリーディング」というスキル。
これを学んだ人は、この本を10倍本と呼んでいます(笑)
ポール・R・シーリィ博士という加速学習などを研究している先生の本なのですが、監修を神田昌典さんがされています。
当然のように(?)前書きには、神田さんのテイストが・・・
はじめの一行・・・というかはじめの1ページ目はこのメッセージがデカデカと印刷されています。
一般のビジネス書をたった25分で読め、と。
まあ、なんとも挑戦的な訴えです。
せっかくなので、もう少し読み進めて見ましょう。
前書きの時点で、フォトリーディングのステップをざっくりと紹介しています。
紙という限定された媒体の中で、読者がフォトリーディングという一風変わった読書の方法をリアルに体験できるよう工夫されています。
【おまけ】
2015年にポール・R・シーリィ博士が来日されました。
その折に、日本の人たちに向けて「ガーディアン・オブ・チェンジ」というセミナーをされました。
メインスピーカーがポール・R・シーリィ博士、解説(?)に神田昌典先生という豪華企画。
私もその場に参加しておりました。
左が、シーリィ博士。右は神田先生。
本書の内容
フォトリーディングの「マニュアル本」
本書は、一言で言ってしまうと、フォトリーディングという本を早く読む技術のマニュアル本です。
基本的に、フォトリーディングができるような、ステップを一つ一つ丁寧に解説しています。
とはいえ、これでできてるのかなぁ?なんて不安になって、結局私はセミナーに参加しましたが(笑)
セミナーによる、読書スピードが上がったという体感は98%くらいといってたように思います。
私自身、ざっくりと本の内容を理解するだけなら500ページの分厚い本でも、1時間もあれば十分です。
もともと、本書を読んだのは随分前ですが、セミナーに行ったのは3年前。
その後、毎日のように本を処理し(読むという感じではない)、年間に300冊くらいは読んでいました。
多分、学ぶスキルの内容としては、人生に最もインパクトを与えたスキルだと思います。
全脳の活用
フォトリーディングが何かといえば、ざっくり私の理解をお伝えすると左右の脳のフル活用です。
一般的に右脳は画像処理が上手で、処理速度も速い。
しかし、言語を持たないので、それを取り出すことが難しい。
一方、左脳は言語脳なので、言語の解釈はできるけど、処理速度が遅い。
フォトリーディングがなぜ「フォト」なのかというと、紙面を右脳に写真のように写し取るからだと思います。
パラパラ1ページ1秒ごとにめくるだけで、右脳には情報が格納されている。
しかし、それを言語としてアウトプットできないから本の内容がわからない。
そこで、右脳の情報を左脳に受け渡す作業をするわけですが、それこそがフォトリーディングの一番の肝になるのだと思います。
おもしろい事に、フォトリーディングができるフォトリーダーは、本を早く読むだけでなく、いろんな才能が活性化するようです。
私の周囲でもいろいろと驚くような才能が花開いた人がいます。
私は・・・どうなんでしょうね(;^_^A
もし、気になる方は、セミナーにいっていただくのが手っ取り早くはあるのですが、この本をサクッと読んでみるのもいいかもしれませんね。