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チームが機能するとはどういうことか
※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です
はじめの一行
専門書らしく・・・
どちらかといえば、学術書的趣のある本書。
書き出しはこんな感じです。
二十一世紀における知識ベースの組織の成功は、さまざまな分野とのコラボレーションや、階層のフラット化や、たゆまぬイノベーションが上手くいくかどうかにかかっている。一つの理由は専門分野が狭まり、多くの分野が下位分野に細かく分かれている事だ。ところが、この世界で解決すべき問題はそうした状況に応じて小さくなってはいない。それどころか、一層複雑さを増している。これは、多くのチャレンジに対して、人々は分野を超え、協力し合って取り組む必要があるという事だ。
まずは結論から。
論文を書き続けてきた人の文章のパターンなのかもしれませんね。
本書の内容
組織の学習力と実行力を高める
この時代に必要な組織の在り方は、冒頭の1行で提示されました。
本書の内容は、そのためにどうチームをかじ取りするかがその内容です。
その中でも、特に「心理的安全性」については事例を交えながら、
丁寧に解説されています。
では、その心理的安全性とはどういうものなのでしょうか?
学習する組織に不可欠な心理的安全性
簡単に言うと、心理的安全性というのは、
どんな意見を言っても罰せられず、
嫌がられず、
歓迎される状態を言います。
普通なら言いにくい意見も、何の抵抗もなく言える状態。
なぜ、これが必要かというと、イノベーティブな段階においては、
リーダーは答えを知らないことが多いから。
最善の答えを探るために、誰もが意見を言えて、
上手に失敗を重ね、
組織自体が成長することが必要となる、と論じられています。
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