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潜在能力でビジネスが加速する――才能を自然に引き出す4ステップ・モデル
※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です
はじめの一行
大人が学習するということ
以下は、監修者である神田昌典さんの序文です。
私たちの多くは、知識を学ぶことは得意である。
ところが、その知識を実行することは苦手だ。
考えてみれば、当然ことーーー。なぜなら書物を正しく理解しているかどうかについては、テストを通して学校で散々訓練されてきた。また、得られた知識に対して感想を述べたり、批評したりすることについても、ある程度、経験を積んでいる。しかし、どうすれば第一歩を踏み出せるようになるかについてはーーー、
「気合いを入れろ!」
「がんばれ!」
と声をかけられるばかりで、教わったことがない。その結果、「何をしたらいいのかわかってはいるが、実行できない」というジレンマに陥っている。
このジレンマは、日々仕事上で結果を上げなければならないビジネスパーソンに、特に顕著だ。ネットで必要な情報や知識を、いとも簡単に得やすくなっているものの、矛盾する見解であふれかえっているので、1つの提案にまとめ上げることは難しい。また、その提案が、どんなに会社に価値を提供するものであっても、さまざまな部署の利害と複雑に絡み合っているので、実行されるまでには相当の調整が必要だ。
本書の中心テーマは、大人の学習ということだと思います。
学習とは言うものの、机の上での暗記という話ではありません。
あらたな経験を積むこと。
当然そこには、行動が必要で、それを促す内容が書かれています。
そこに関して、神田氏は強調していると思われます。
本書の内容
「潜在能力」であらゆる問題が解決できる―あなたの才能を目覚めさせる「ナチュラル・ブリリアンス・モデル」4ステップ
実は、本書は、「潜在能力」であらゆる問題が解決できる―あなたの才能を目覚めさせる「ナチュラル・ブリリアンス・モデル」4ステップの訂装版です。
前の本も読んでいましたがいかんせん難解。
正直、3回くらい読んでいますが、あまり本質的な事はわかりませんでした。
その後、著者である、ポール・R・シーリイ博士のセミナー(その時のテーマはこの本のものではありませんでしたが)に参加し、博士が設計したセミナーであるアクセラメンツというものに参加して、初めて「ああ、そういうことか」というのがぼんやり分かり始めました。
簡単に言うと、大人が社会で必要な学習というのは、多くの場合机上のものではありません。
もちろん、専門知識などはそういった机上の学習も必要ですが、実際のところは社会の中で役立ててナンボというものが多い。
つまりは、知識ではなく経験なんですね。
経験ということは、実際に動かなくてはなりません。
シーリイ博士の学習モデルには、実践というものが組み込まれたものになっています。
さはさりとて、何かを始める時には、なぜかスタートできないストップサインが出てくるものです。
それを明らかにし、行動に駆り立てる。
そしてその中で、ざっくりいうとPDCAサイクルを回していく、というのが骨格となる話だと思います。
加速学習の大家
ご承知の通り、シーリイ博士は加速学習の大家です。
当然そのエッセンスも入ってまして・・・というか、行動を変化させる中で、そういった学習方法は不可欠になってきます。
この本を、自分のセミナーの宣伝本、という人もいますが、私はそうは思いませんでした。
実際に、シーリイ博士が作ったフォトリーディングなどは、単なる速読法ではありません。
どちらかというと、左脳と右脳のバランスを上手く撮りながら使う方法のトレーニングになっていると思うのです。
だから、本を早く読むだけではなく、さまざまな才能が開花する人が多数出てくるんだと思います。
できれば、そういったセミナーに参加されることで、本書の理解は深まるんじゃないかと思います。
セミナーに参加して初めて、この本の価値がわかりました(笑)
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