森の秋、深まる秋。4種のきのこのスープごはん~週末のスープごはん
今週のスープごはんの素材は、秋に美味しさ最高潮となる、きのこ。グルタミン酸とやイノシン酸とはまた違う“グアニル酸”というまみ成分が含まれていて、森の恵みのスープがたっぷりとれます。
今日はきのこの当座煮を作り、それをベースに仕立てた、とろみのあるきのこスープ。松茸は華麗にスルーしましょう。
材料(2人ぶん)
きのこ3〜4種類 150~200gぐらい
薄切り豚バラ肉 50g
しょうが 1片
めんつゆ、胡椒、片栗粉
ごはん 適宜
今日は、しいたけ、しめじ、ひらたけ、まいたけの4種類を使いました。バランスをみながら1/3〜半パックずつぐらいです。豚肉はなくても大丈夫。
1.
きのこはさっと洗って石づきをとり、食べやすい大きさに手で割く。しいたけは厚めに切る。ゴロンとしてるのも美味しいです。
2.
きのこを全部鍋に入れ、めんつゆを大さじ2を同量の水で薄めて加えて、火をつける。きのこからどんどん水が出るので焦げ付かないよう箸でさばきながら、そのまま中火で煮る。
こんな感じにきのこがなじみ、色と味がついたら当座煮の煮上がり。これをスープにしていきます。
3.
2の鍋に水600mLを加え、食べやすく切った豚肉を入れて煮る。肉に火が通ったらめんつゆ小さじ2ぐらい加え、胡椒を振って味を調節する。水どきの片栗粉でとろみをつけて仕上げる。ごはんにかけて、しょうがのすりおろしを多めに添える。
今日は2人ぶんですが、一人でも最低限この量で作ることをおすすめします。当座煮は冷蔵庫で2〜3日持ちます。そのまま食べるのはもちろん、ご飯やパスタ、サラダや冷奴に使っても美味しいものです。私は3~4種類のきのこを買って、全部使ってしまうこともあります。塩と日本酒でやれば、洋風にも使える当座煮になります。
たっぷりきのこで、体すっきりの週末をお過ごしください!
読んでくださってありがとうございました。日本をスープの国にする野望を持っています。サポートがたまったらあたらしい鍋を買ってレポートしますね。