この小説のあらすじ
王家の血筋が絡み合う華麗なる中世のヨーロッパの姫物語の世界を覗いてみたい方必見です!
「我らが美しき姫」と呼ばれたマリー姫と、「中世最後の騎士」と異名をとったハプスブルグ家の御曹子マクシミリアンの美しくも、ちょっぴり悲しい愛の物語です。
当時、神聖ローマ皇帝家でありながらお金がなくて首もまわらなかったハプスブルグ家の運命を変えたのが、マリー姫とマクシミリアンの「世紀の結婚」でした。
実はこの「世紀の結婚」は、マリー姫の父王・突進公シャルルとその3人目の妻マーガレット・オブ・ヨークの結婚に使われた言葉でしたが、でもハプスブルグという後の欧州随一の王家の礎を作ったのがブルゴーニュ公国マリー姫との結婚だったことは間違いないので、本当にはこの2人の結婚こそが「世紀の結婚」だったように思えてなりません。
このマリー姫とマクシミリアンの歴史的な逸話、そしてマリー姫のお付きであり、最も親しい友人でもあり、姉妹のようでもあったアリシアとセシリアの話と共に史実とフィクションを織り交ぜながら、物語を紡いでいきます。
王家の複雑な血筋が絡み合う、華麗なる中世のヨーロッパの姫物語の世界を覗いてみたい方必見です!
読者の皆さんにとって、中世の西洋史を深く知る助けのひとつになることを祈ります!
そしてこの時代のヨーロッパの歴史の面白さをお伝えできればこれほど嬉しいことはありません!
ベルギー近郊のドイツ在住という地の利をいかして、ドイツ語版とフランス語版の「マリー・ド・ブルゴーニュ」の本を読みつつ、彼女の歴史的な背景を史実に基づいてご紹介していく予定です。
皆様どうか、お楽しみ下さい!
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こちら主な参考文献になります。
「Maria von Burgund」 Carl Vossen 著 (ISBN 3- 512- 00636-1)
「Marie de Bourgogne」 Georges-Henri Dumonto著 (ISBN 2-213-01197-435-14-6974-03)
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