2017年2月アルゼンチン滞在⑥南米で思ふう「時間との契約」
ブエノス・アイレス生活も早1か月
おかげさまで日々、踊り明かし、レッスンへ通い、食べて飲んでは、また音楽に聴き入る・・・
ありがたい! 学び続けるって本当に嬉しいことです
昔はよく聞こえなかったものが聞こえるし(スペイン語しかり!)
みえなかったものもみえてきた(ような気がする)。
少なくともそう感じて言葉にできるようになってきた今日この頃
さまざまなご縁があって、新しいお友達たちも増えて
楽しく今年は風邪もひかずに元気に街を闊歩していますが
最近、実感していること
それは何事も
「時間との契約」
だということ、かな?
アレクサンダー・テクニークの創始者F.M. Alexander氏も
「このテクニック(アレクサンダーの手法)を学び、活かすためにも原則がある、それは時間との契約だということ」
と書いていたような記憶。(古い記憶を掘り掘り)
つまり
① 長い時間やっているものに、ヒトはなる (習慣の力、ライフスタイル問題!)
② (スキルの)修得には時間がかかる、そして(ある程度の)時間をかけるべきである
③ 時間には限りがあるということ(誰も不老不死ではない )
10年単位の知り合いが増えてくると
しかし、外からみているだけで分かることはもちろん少ないですが
長い時間をかけていないもの、時間をうまく構造化できてない様子は
パフォーマンスに出ていると思う。とくに細部に。
そして継続的にバレる
先日もレッスンにて、Me師匠に
・一歩から一歩への「移行」の間にどうやって身体をつかいこなすのか
・一歩自体を遂行するにあたって、どのように時間をつかうのか
・一歩と一歩との間に「どういう方向づけ」をするのか
などという話を1年ぶり(そしてもう5年目くらい)にされました
時間とともに一緒にいること、意識が覚醒していること
全体への「気づき」があること、余計な緊張や邪魔な癖を諦めること.......
演劇も音楽もダンスも同じね~
そして、やはりMa 師匠にも、
・どうやって一歩一歩にうごきの質や違いを伴わせ、表現するのか
・一歩一歩をおおざっぱに括らず、どのようにつかって相手(や音楽)との関係および一体化を目指すのか
てゆーよーな内容を説かれました
で、汗だくで練習してたのですが
「Hagalo!」 (ほい、やれ!)と叫ばれました
いくらスローライフ、南米ロハス、ラテン時間、のんびり生活といっても
「時間の構造化」が鍵なのは、世界中同じでしたわ。
そこから精密化さも、正確さも、質の違いも・・・生まれてくるんだな
日々、大切に、愉快に、善を尽くしたいと思います
サポーターのみなさま、ありがとうございます。一層、切磋琢磨していきます!お会いできるのを楽しみにしております