【映画感想】朽ちないサクラ
フォローしてる人がベスト級に良かったって言っていたので、気になってみてきました。
主演は杉咲花さん!!それだけで期待してしまいます。
感想としては凄い映画でした。誰に感情移入したいか分からなくなり、困惑しすぎて涙ながら鑑賞しました。
いずみの親友が殺された視点では現行犯が捕まりそうで安堵。梶山さんが自分に寄り添い始めてくれて嬉しいという気持ち。
梶山さんの一課長なのに肝心なところで足踏みしてしまうもどかしさ。いずみに格好がつかない様。冨樫さんの頼もしさ。
冨樫さんのいずみや梶山さんの力になりたいという気持ち。
交わらない3人が交わったいい所がでて感情がぐちゃぐちゃになりました。
しかもここからまだ話は続いていく。伏線回収もしていき見応えもあり、心に重く残る映画体験になりました。
なかでもこの映画のセリフ
「生きてる人間と死んだ人間、どっちが大事ですか」「100人の命か1人の命か」というところ。とても響きました。
これは公安か捜査1課かという話です。公安は生きてる人の命を救うために、情報を集め事件を未然に防ぐ。捜査1課は亡くなった人や遺族のために捜査をする。一般人からしたら同じ警察官ですが、全く違う心情の仕事をしていることを知りました。
生きてる人間と死んだ人間どちらが大切かといわれたら、生きてる人間な気がする。でも100人の命か1人の命かといわれたら1人の生命だと思う。この1人を誰のことを指しているかにもよりますが… 映画の中だったら1人の命の方が大事だと思いました。
私だったら誰も救わないし見殺しにするんですけどね。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?