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イメージは膨らんで・・私の図書館
生徒さんが作品に取りかかる前に何を描くのかを話し合う時間を
設けています。
・こんなに素敵な風景を、こんなにかわいいペットを絵にしたい。
・こんなに哀しかった思いを、絵に残しておきたい。
・こんなに嬉しい事を、みんなに伝える為に絵にしたい。
それぞれの想いや感動や想像があって、モチーフは決まって来ます。
そんな想いのこもった生徒さんの作品を、
ご紹介していきたいと思います。 若林 薫
![](https://assets.st-note.com/img/1679206032863-3XRABcR9rf.jpg)
遠近法と彩色の学習の中で作者は理想の私設図書館を
定規やコンパスを用いて描く用器画で制作しています。
建物の内部は1点透視図法を用い
奥行きの有る空間を演出しています。
床・壁・天井の色彩計画は
明度段階を5段階ほどに分け
線遠近法で出来た空間を更に補っています。
一番手前のテーブルの上には
この図書館の立体模型が2点透視図法を用いて描かれています
書架に並べられた本の一冊一冊の背表紙が色とりどりに彩色され
読書する楽しみを誘います。
壁面に取り付けられたスポットライトは
読者の手元を優しく照らしてくれそうです。
又壁に掛けた額付きの作品は
斜投影法と等角投影法で描いていて
抽象画思わせる立体的な絵画表現になっています。
そしてそれは大きな壁面のアクセントに
なっていると思います。
更に壁と天井との境には間接照明が埋め込まれていて
柔らかな空間を創り出しています。
画面上部には開放的な大きな窓を設け
遠景の野山を借景として取り込み
緑豊かな大自然を望む事が出来ます。
左手中程の壁に穴を開け階段を昇った先には
喫茶コーナーが有り
そこではコーヒーや飲み物を楽しみながら
くつろげるスペースも設けて
いるのかも知れません。
絵画講師 若林 薫 評
![](https://assets.st-note.com/img/1679276683397-H5TWu5lGWn.jpg?width=1200)
きしゃこく先生ご紹介頂きありがとうございました。
![](https://assets.st-note.com/img/1679986084554-VAwJbM4qDq.png)
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