縄文に今の自分を重ねて・・・
屋久島を訪れたお嬢さんが撮った縄文杉のウィルソン株と
テレビで紹介された縄文時代の土偶が
作品のモチーフになっています。
この作品は紙ヤスリや段ボールを使った技法で
作業をしていますが 最初これらの素材をどう利用すれば
よいのかなかなか理解できずに居ました。
考えあぐねた末
次の世代に繋げる意味を込め縄文杉の古木と比べると
驚く程ひ弱な自分自身だったのでしょう。
描き進めていく内に
次第 次第に自分の思いが強く出て来て絵の中に気持ちが
入ったようです。
材料の使う場所も決まり
制作の意欲も満ちて来たのだと思います。
縄文杉の大株の中から青空を見上げる
とハート形に抜けた空には
愛と夢と希望を感じます。
切り株の中央には新しい芽が吹き大空へ向って伸びています。
その朽ちた内部には紙やすりを貼り 土偶の一部には
段ボールが貼られその質感が充分に表現されています。
コラージュされたチョウ達は
太古の時間を背負って大空へと舞い上がります。
それは作者の思いと重なるのかもしれません。
縄文の土偶にも悠久の時を感じ
閉ざされた時間が解放され全てが自由の中にある様です。
絵画講師 若林 薫 評
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アトリエ展のお知らせ
今年も生徒一同で作品を出品するアトリエ展が下記日程で開催されます
例年の如く 自分の描きたいものを、楽しく描き上げた作品達が並びます。
お近くにお越しの際はお立ち寄りください。
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ポストカードが完成しました!
●なぜか私の心は小刻みに揺れています 「Box seat」より
●小さな田舎町の小さなキッチンカーで小さなデートを重ねる
「Bus Stop」より
●公園に舞い降りたたんぽぽの綿毛達 花を咲かせる夢を見ています
「うらら」より
●去年の5月の貴方より今年の5月の貴方は 少し大人の匂いがします
「そよかぜ」より
●そして これをあなたに 届けます 「プレゼント」より
●ブナの小枝に眠るふくろうは夜の始まりを知る 「金の湖銀の森」より
●小さな乗り合いバスは夢を乗せて未来へと子供達を誘います
「Bus Stop」より
●そして日曜日の朝がやって来ました 「Window shopping」より
●のんびりのどかに春を楽しむタンポポうらら かすみの空もはるうらら
「うらら」より
●山の頂に昔から7軒だけの古い民家があります「空にいちばん近い村」より
●ありがとう 今日も一日お疲れさま 「暫し休憩」より
●パパは今日も「エリーゼのために」を奏でてくれる 「大好き」より
●昔はこの道を大勢の人達が往きかい おおいに賑わいました「木霊」より
ご購入はこちらから
7枚組 価格840円(税込み)
Aセット、Bセットの2種類が有ります。
日本郵便スマートレター180円別途送料がかかります。
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