見出し画像

水彩色鉛筆での彩色

日々の生活の中で 何を感じ 何を描くのか 喜びや怒りや哀しみや楽しみ
それらが毎日自分の心の中を通り過ぎます。
そのいずれかを見逃さず自分の言葉で絵に表現して欲しいと思っています。

そして出来上がった作品は何らかの形で発表する事を希望します。
例えばグループ展や個展そしてSNSを利用するのも
良いかもしれません。
作品制作にあたっては 在るがままの風景や静物を
忠実に再現する技術力も大変重要です。
自分が強く心に感じた事柄を 自分の内面で咀嚼し 自分の形と言葉で
表現する事が最も大切な事だと思っています。
自己表現には音を介したり体を使ったり 文章を綴ったりと 
様々にあると思います。
私は絵画と言う媒体を通して 社会に何かを発信しようとする人達も居ると
思います。そんな方々のお手伝いをする為に絵画講師を続けています。
                           若林 薫


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「来光川の春」   アクリル+水彩色鉛筆  

春霞の中 新緑の土手と桜並木が続く様子が
描かれています。
送電線の鉄塔が連なる山の斜面も新芽がふき
春真っ盛りの感じが伝わって来ます。
作者はワトソンボードにアクリル絵の具を用い
地塗りしています。
その時白雲の部分は白地のまま残して
青空と雲の影だけを水彩色鉛筆で描画彩色しています。

空の様子を表現するのに用紙の白地を利用し
彩色せず透明水彩画で行われる表現方法で描いています。

水彩色鉛筆での彩色はとても面白い作業です。
一度描いたものを水と筆で溶かし
乾いたら又その上から水彩色鉛筆で彩色する事も出来ます。
鉛筆の芯を粉状にしてパレットで溶いて混色し
自分に必要な色味を作る事も出来ます。

今回作画した同じ場所を春夏秋冬と
一年を通して描いてみるのも良いかもしれません。



OCTオクト絵画教室 生徒作品より
http://www.octkun.com/

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




「来光川の春」  F4  アクリル+水彩色鉛筆







2025年度 アトリエ展のご案内
会期:1/28(火)~2/2(日)
   10:30am~5:30pm(初日1:30pm~最終日4:00pm)
会場:ギャラリー1045 東横イン平塚1F
   神奈川県平塚市明石町1-1






「作品をご覧頂きありがとうございました。気に入って頂けましたら、
スキ・フォローなど頂けますと創作活動の励みになります。
よろしくお願い致します!」


いいなと思ったら応援しよう!