【映画】「oasis ライブ・アット・ネブワース1996.8.10」が最高で泣きすぎて、頭痛くなった話。
上映初日(2024.10.18)のoasisライブ・アット・ネブワース1996.8.10を観てきた。
【公開初日・3日前】
最初は、初日にいく予定ではなかったのだが、Xのポストに「公開初日から数量限定ポストカード無料配布」との情報があがった。
欲しい。。。。ポストカード欲しい。
ただの「oasis大好き人間」なので、この欲求を止めることはできなかった。仕事の予定をあーだこーだ考え、「初日に行けるようにしようじゃないか」と心に決めた。
そして、映画のチケットがTOHOシネマは、2日前じゃないと買えないということが発覚し、「公開初日だからすぐ売り切れちゃうかな・・・」と心配になった。2日前の24時から購入できるので、普段22時半には布団の中でうとうとしている私には、きつかったが購入できる日になった瞬間に、チケット購入サイトに入って、すぐにど真ん中の席をゲットすることができた。安堵し、高揚感に包まれながら眠りについた。
【公開初日・当日】
仕事をさっさと切り上げ、職場の同僚にも「oasisの映画みてきます!」と無駄に報告をしつつ足早に映画館に向かった。
映画館に足を運ぶのも久しぶりで、足を踏み入れた瞬間キャラメルポップコーンのいい匂いに包まれ、それだけでテンションがあがった。
時間が近づき「oasis ライブ・アット・ネブワース1996.8.10をご鑑賞のみなさま~」とアナウンスが流れた瞬間、席が決まっているので早く向かう必要もないが、足が勝手に入場受付へ、早歩きをしていた。バーコードチケットを読み込み、そこで例のポストカードをもらい、スクリーンに向かう。自分の座席を見つけ、携帯もしまい、腕に付けているスマートウォッチもはずし、念のためハンカチを握りしめスクリーンを見つめ始まるのをドキドキしながらまった。
ネブワースの音源は、レコード(正規)、ダウンロード(正規)、CD(ブート版)で聴き込んでいて、途中リアムとノエルが話しているMCの会話も大体覚えているくらい大好きなLIVE音源だ。
【映画の始まり】
映画の始まりを知らせる動画が流れた。
画面が変わり、一瞬で「1996.8.10のイギリス・ネブワース」の世界になった。リアム・ノエルが大画面に出てきた瞬間、日本の映画館ということを忘れた。
ノエルのギターが響き、リアムが歌いだす。「Columbia」のメロディーが響き渡った瞬間に、大粒の涙が両方のほほへ流れ落ちてきた。自分でも止められない感情があふれ出てきた。ただただ胸がくるしい。「かっこいい」とかそんな薄っぺらい言葉では、表現できないほど、胸の鼓動が早くなり、両目から涙があふれ続け、画面がぼやけた。自分でもなんでこんなに興奮しているのか分からなかった。次の「Acquiesce」でリアムとノエルのボーカルチェンジの時は、足がジタバタしそうになるくらい自分のボルテージが上がっていったのが分かった。曲順もMCも分かっているのに、次の曲が始まるたびに、叫びたい衝動を我慢し、ハンカチを握りしめた。
スクリーンに観客の姿が映し出され、みんな一緒に歌っていた。それぞれ思い思いの表情が映し出され、そこに「生」を感じた。今では、ステージに向かって、スマホのカメラを向ける場面が多くなっている。それがまだ「無い」時代。ステージ上と観客がすべて一緒になり、エネルギーが溶け込んでいると思った。後方の観客なんて豆粒のようだが、全部が一つになっているのが伝わってきた。
【あわさった時の破壊力】
リアムの歌声とノエルの歌声は、それぞれ大好きだし、どちらの声がいいというのは、私の中にはない。一番好きなのは、「2人がハモる」部分で「Cast No Shadow」のハモり部分を聴いた時は、過呼吸を起こしそうで、必死に深呼吸しながら画面をみていた。兄弟だからなのか分からないが、何か目に見えないものが、あの2人にはあると思っている。
【観終わった後】
怒涛の110分があっという間に過ぎ去り、最初から最後まで、泣いていない時がないほど、涙があふれ出ていて、観終わった時には、スタンディングのライブを全力で参加したくらいの倦怠感に襲われた。鏡を見たら、目が腫れているし、前髪がぐちゃぐちゃになっていて、とてつもなく没頭していたのが、分かるほど乱れていた。映画で、こんなに号泣した記憶は、過去にはないし、参加してきたライブだって、涙を最初から最後まで流すことは少ない。本当に泣きすぎて目が痛いし、頭痛がしてきた。持っていた痛み止めを飲まないと辛いくらい痛すぎたが、「高揚感」がすごかった。ネブワースのライブの時、私は生まれているが、音楽を聴くという年齢に達していない。当時の音楽に直に触れることができた人たちが心から羨ましい。
だから今年再結成をしてくれて、本当にうれしかった。当時とは違う感じだとは思うが「今のoasis」を自分の目で、直接観れるチャンスを来年得ることができたことは、とても幸運だと思った。一年先のメルボルンのライブに行き、目に焼き付けるまでは、何が起きようとも乗り越えて行こうと思う。
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