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2021年の祇園祭はこれより開催
すっかりnoteを放置プレイしている内に、今年の祇園祭も始まってしまいました(主に怠惰と歯痛(通院するも持続中)が原因)。
今年は一部、山鉾建てを行うところもあります。
これに関しては賛否両論あるようで、どちらの言い分ももっともであるなと思います。
やる方向としては、技術継承も大事だし、虫干しもする必要があるでしょうし。
やらない方向としては、第一に感染防止、第二に資金不足や、巡行をしないのに建てるのはおかしい、などの意見があるようです。
これについては、それぞれのご町内での徹底的な話し合いによる決断だと思いますので、どちらが正でどちらが誤とは自分には決められないです。百かゼロかという話ではないなと。
ただ、「毎年やってるのだから技術継承なんて言い訳ではないのか」という意見をよくネットで見かけるのですけども、それはどうだろうかと。
例えば「1年にたった1回ぶっつけ本番でしか演奏しない、練習不可の特殊な奏法の曲」なんてものがあるとしたら、相手がプロの演奏家であっても「2年やらなくたってできるだろう」とは自分は言えないのですよね。
年にたった一日しかやらない特殊作業、を2年連続でやらなかったら、正直自分はすごく苦労するだろうと。
「よそで建てればいい」と言うのも、あのサイズの物体や古くて貴重な懸想品を運ぶのは、費用も手配も簡単な話でもないでしょうし。
「建てるけど見に来ないで」というのは、矛盾しているけれども精一杯のお願いなのだろうなと思います。
とは言え、まあ場所が場所ですから、建ってる期間中にその辺りは……通っちゃうな、間違いなく。
でもあんまりまじまじ見ずに、さーっと通りすがっていくよう善処します。
ちなみに祇園祭の縁起物、ちまきや山鉾グッズについては、ネットで買えるところもたくさんあるようです。
ぜひぜひ!
ちまき以外のお勧めは月鉾と黒主山のうちわかな。
どちらも持ってるんですが、月鉾のうちわは浴衣地がお洒落です。ウサギがかわいい。
黒主山のうちわはとにかくカッコいい。
浴衣の背中の帯にきゅっとさして歩きたい。