俺のカップが火を噴くぜ ・ 58
以前にこんな記事を書きましたけども。
なんと4年ぶりに帰ってまいりました、新梅田シティでのクリスマスマーケットが!!!
もうこれは本当に本当に嬉しい驚きでした。
正直、これがなくなってしまった後にドイツクリスマスマーケット成分を求めて行った中之島やてんしばのクリスマスマーケットは、自分にとって「なんかちょっと違うな……」というものだったので。
どこが違うか、ひとことで言うと「てづくり感」か。
梅田スカイビルでのドイツクリスマスマーケットは、前の記事でも書いたように、ドイツから現地の方々がわざわざコレの為に来日されてお店開いてるところが多かったんですよ。
中之島やてんしばのものは、いわゆる「イベント屋台」てあるじゃないですか、でかい野外ライブとかの時に立つような、個人がやってる感じじゃないタイプの完全商業化されたヤツ。ああいうお店ばっかりで。
だが今回復活したクリスマスマーケットの名称は「ワンダークリスマスマルシェ」。
ドイツどこへ行った。
メリーゴーラウンドも無い。
だから復活は嬉しかったものの、正直不安もありました。
結論から言うと、昔とは全然違って、でも中之島やてんしばのものよりはまだ個人お店感がある、そんな感じのイベントとなっていました。
うむ、さみしいな……。
とは言いつつもクリスマスマグ、しっかりチケット予約してゲットしました。
なんせかわいいんよ……。
自分の写真では撮り切れないかわいさをこちらの公式写真で補ってください。
赤白二色で、カップ外側の色と内側の色がそれぞれ逆転しているこじゃれた仕上げ。
外側模様。
カップの内側のフチのところにも小さい模様が。
こういうちまっとした工夫が気が利いていてたまらんのよ……!!
サイズにして横2センチ、縦1センチくらい。その小ささにこのかわいさをぎゅっと詰め込んだ感が最高。
底。
こちらドイツの会社。
本当に驚くべきことに、もう来年のクリスマス用のカップのカタログが記載されています。
これがもうかわいいしか無くて見ているだけでにこにこしちゃうので、皆さんもぜひご覧になってみてください。
こういうのに希望するロゴや文字を入れて注文する訳ですね。
1年がかりでつくるんだな……大変は大変だろうけど、なんという楽しげなお仕事……。
ちなみに今回のクリスマスマーケットで、昔より良かった点がグリューワイン。
前はドイツの瓶で売ってるグリューワインをそのまま温めて販売していたんですが、今回はちゃんとお店でフルーツやスパイスを入れて煮込んでつくられてました。
スパイスがっっつり効かせた赤と控えめな白とが売っていて、赤を飲みましたが、ちょっと仁丹にも似たような風味があって本当にスパイス感が強かった。これは好き嫌いが分かれそうな味ですが、自分にはどんぴしゃでした。
ドイツのグリューワイン、これでもかと甘くて、自分の嗜好としてはもう少し甘くなくてもいいなと思っていたので今回のはすごく好きな味でした。
ほんとは白も飲むつもりだったんですが、暴風に近い超冷たい強風が吹きまくっていて、座っているだけで冷え冷えでもう早々に退散してしまった。おかげで会場の写真を全然撮ってこなかったことに後から気がつきました。
下戸の連れ合いが飲んだのはノンアルのグリューワインで、こちらもフルーツ入り。ホットアップルレモネード、て感じの味で大変美味しかったのですが、連れ合いは以前のキンダーグリューの方が甘くて好きらしい。
もう本当に氷のような風が猛烈に吹いていて、ゆっくり楽しむ気にもなれなかったので、来年またチャレンジしてみたいです。次こそは白も飲むぞ。
来年はもう少しドイツ民の屋台が復活してほしいな……。