2022.12.31 _end
春は桜を少し見たような記憶も淡い綿菓子のように解けては消え甘い記憶に覆い尽くされていたようにも関わらず
梅雨には哀しみが訪れ、いつの間にか歳を取っていたのにも関わらず別れを惜しむ暇もなく枯れた
夏になると春風よりも強い記憶が刺さるように忙しい日々を送っていたら秋が来ている事も気づかず冬になっていたけれど私はずっと自分に恐れていた
嫌われたくない、でも忘れて欲しくない
そんな迷いがあった今年だけど冬に突然そんな転機が訪れた
今まで仲良くしてくれていた人々がクリスマス辺りに連絡が沢山頂きそれらをきっかけにまた仲を深めたり仲直り出来たり嬉しい事があるおかげで私にとっての生きる意味が見い出せているようなそんな気持ちになる
幸せとはなんだろうか
正直、私にとって家族への復讐が生き甲斐だったのにも関わらず今はもうそんな事はどうでもよくなってしまっていた
自分が幸せになっていたからだ
他人へ幸せを求める強要ではなく共有に考えや意思が変わったからだ
2023年の私へ
もう他人を傷付けることで心を満たすことをやめていいんだよ、これからは他人をそして自分を幸せに過ごす為に余生を過ごしてください
私より