3.2023年6/3(土)世界ALSデーinNAGOYA みんなでゴロンしよう!イベントレポート
JPFA“bottm’all”ファッションステージ
JPFA(一般社団法人日本障がい者ファッション協会)バズるユニバーサルデザイン[NextUD]を世界に広げる。2022年秋パリでファッションショーを開催。2023年秋、アジア最大級福祉機器展H.R.Cにてファッションショーを開催予定。
車椅子の人が片手で体を支えながら両手が必要なパンツ(ズボン)を履くのは、着替えやトイレでとても困難。
それを解消する為に作ったボトムは、ヨウジヤマモトのような黒を主体とした流れるように美しい艶とラインの長い巻きスカートだった。
男女年齢国籍問わず。障がいの有無も問わず。全ての人が履けて見た目も素敵だからbottm’s all ボトモール。
考案者は福祉施設運営者で、元美容師の男性。このスカートを履き、中世貴族のようなフリルブラウスにブーツや羽織袴っぽいシルエットをsnsに見せまくっている。
福祉の利用者や職員が [地味でダサくなければならない、お洒落したら、派手にしたら何故か怒られる] 圧を変えたいと本気で思っている方。
カッコいいジップアップブーツの脱ぎ履きが困難とあれば、ジップの数を増やす。
ボトムのポケットにスマホを入れると車椅子の乗り降りの際に落ちると聞けば、靴の側面にスマホポケットを作ってしまう。
袖を通すのが困難とあれば、ゆったりしたケープを。これは脇の下がアトピーで布や縫い目の摩擦を避けたい方にも、片麻痺がある方も、怪我をしている方も助かる形。
クリエイティブ、自由で柔軟な発想、実行の早さにワクワクする。
ステージ前の平林 景さんと小川修史さんに直接お会いし、応援してますとお伝えできて一緒に写真に写って下さって感激ひとしおだった。
他にも色々な素晴らしい方がいらしたけど、ステージ前を離れたのでレポートはここでおしまい。
タイトルの[ゴロンしよう]は、シートを敷いて皆で寝転んで、ALSの動けない感覚を体験する企画のことだった。
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